アメリカビッグスリー救済法案 | 不動修太郎の「ニュース報道の裏側」

アメリカビッグスリー救済法案

ンキングのクリックをお願いしますね。

アメリカの自動車大手「ビッグスリー」を
救済すべきかという議論が行われています。
60兆円以上の公的資金つまりアメリカの
税金をつぎ込まないと救済できません。
賛否両論がありますので、論点と情報を
整理しますね。

1、ビッグスリーに公的資金をつぎ込まないと
 破綻を免れない。

2、不況なのはどこも同じなのであって、特定の
企業を救うのは不公平(もっともこれは他の
金融機関の救済も同じ)

3、では、ここで60兆円をつぎ込めば、ホントに
ビッグスリーは立ち直るのでしょうか?私は難しいと
見てます。最悪のシナリオは公的資金をつぎ込んだにも
関わらす倒産してしまうケース。ビッグスリーがトヨタや
ベンツのような車を量産できるんでしょうか?
あのですね、車を新規に開発するには10年近く掛かります。
いまから頑張ってベストをつくして10年って長くないですか?

以上の視点から、ビッグスリーの自主再建は難しいでしょう。
でも放置したら罪も無い関連企業が共倒れになり、失業者が
町に溢れるでしょう。

こういう問題は数学と違って正解はありません。

(数学の方程式でいう「解無し」が正解なのか??)今となってはどの道を
選んでもその先にイバラの道が続きます。本来はオイルショックの頃から
日本車よりも燃費と品質のいい車を作るべきだったのです。
それが出来ていない以上、国際的には勝てませんね。