18世紀の終わり頃。
スコットランドからの移民達がアメリカに持ち込んだと言われるタータンチェック。
長い間男性的な柄だったそれが大きな変化を遂げたのは新しく1940年代のこと。
1863年から今も続く老舗、毛織物ブランドのPendletonによって、メンズウェアでは元々販売していたタータン柄をレディースウェアでも販売。
それが爆発的なヒットをもたらし、それからは性別関係無く世界中で愛されるようになったそうです。

メイクアップケース
1950年代
幅 35.5㎝ × 高さ 19㎝ × 奥行 21.5㎝
そんなこちらはタータンチェックがキュートなメイクアップケース。
鍵は無くなっちゃってるんだけど、鍵がかけられた状態じゃないから大丈夫。
鍵穴を両サイドにスライドしてあげると、それぞれ金の金具が勢いよくパンパンって跳ね上がるの。
蓋の内側には手鏡やくしが収まるようになっています。
トレインケースとも呼ばれるようで、きっとガラガラと引っ張るトランクなどの上にポンって置いてたんじゃないかな。
可愛いだけじゃない、シックなこちらは私の商品へ。
前回とは打って変わって出物があまり、いや全然無かった先週のスワップミート。
まあ、これもここの醍醐味よねー。
16日の金曜日が旧正月だった先日。

そのせいか、ベトナム系移民が多いここの土地がらだけに、お客さんの数もお店もあまり出てなかったな。
さてそれでは先週のスワップミート、見ていきましょ。
こちらは旅行などに持っていく為のハットボックス。
1920年代頃のものかな。
この丸いフォルムだけで、黒いだけのボックスも可愛いと思っちゃう。
収納出来て、ディスプレーとしても文句無し。
ちょっとボロボロ感は否めないけどゲットしたい。
と思ったんだけどね、お値段が釣り合わずに購入は断念。
次の出会いに期待します。
お次はこちら、1900年代初頭の頃と思われるアイロンたち。
ディスプレーとしてはもちろんだけど、ブックエンドとして使ってる方もいるみたい。
その他にはドアストッパーとして使われる方も。
意外とハンドル付きは珍しかったかも、なんだけど。
でもね、凄く重たいし、いや、その一点に限るかな、心が折れました、持って帰ることに。
なので写真だけパチリ。

"LALIQUE GLASS"
1986年
全152ページ
26㎝ × 23.5㎝
前回ブログでお話ししたガラスの巨匠ラリック。
不思議な事があるもので、もっと知識を深めたいと思っていたところになぜか出会う事が出来ました。
こちらの本、その名も「ラリック ガラス」。
美しい写真におさまった、1900年頃から1945年までのラリックの作品が、細かな解説とともに152ページにわたって紹介されています。
ラリック150周年のペーパーウェイトに続き、ラリック本。
もしかしたら彼のオリジナル作品に出会う日が近づいているのかも。
しっかりお勉強してその日に備えなきゃ。
大切な教科書となるこちらは私の本棚へ。
"Samplers & Samplermaker"
An American Schoolgirl Art 1700-1850
1991年
全168ページ
26㎝ × 26㎝
そしてもう1冊。
とっても興味深い本をいつもの古本屋さんで見つけて来ました。
1700年から1850年のアメリカで作られた、数多くの刺繍のサンプラーがオールカラーで集約されています。
今まで発見された最古のサンプラーは15世紀から16世紀に作られたもの。
元々、印刷技術が無かった当時、皆がそれぞれにどこかで見つけた素晴らしい刺繍技術を書き留めるように、一枚の布に次々に刺していったものだったんだって。
そして今度はそれを見本に自分の作品を作る為に。
それがこの本の時代、18世紀頃になるとそのサンプラー自体が刺繍の技術を披露する芸術的な作品へと変わっていったようです。
そんな素晴らしい作品が、アメリカの州別に作者さんと詳しい説明文と共に掲載された奥の深い1冊。
こちらも私の本棚へ。
「あの日本人の男の子たち、素晴らしかったわね!」
前から歩いてきた顔見知りで白人のおばちゃま2人組。
彼女たちはここのスワップミートが始まった30年以上も前からの常連客。
そんなおばちゃまたち、私たちを見つけると大興奮で話し始めた。
「フィギュアスケートよ!あの子達、空気よりも軽いんじゃないかって思っちゃったわー」
夢見る少女の様なおばちゃま達に私も嬉しくなっちゃう。
オリンピックももう終わりですね。
日本代表選手の皆さま、日本人であることの誇り、そして感動をありがとう‼︎