あれはいつだったか。
私がまだ中学生か高校生だったころ。
家族で行った美術館。
そこでは「ミュシャ展」が開かれていました。
1900年をはさんで栄えたアール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナーであるアルフォンス・ミュシャ。
チェコ人である彼の芝居ポスターや広告、装飾パネルのアートショー。
見上げる作品の迫力と目を引くインパクトに圧倒されたのが初めの印象。
あの時が私のアール・ヌーヴォーとの出会い。
あれからもう20年近くもたつんだろうか。
また出会ってしまいました。
アール・ヌーヴォーなシルバーリング。
縦の長さ約3.5cmほどでアール・ヌーヴォーらしく流れるような長い髪に星があしらわれています。
重たくなるほどの厚みは無いのに存在感があふれてる。
後ろはこんな感じ。
なんとなくハンドメイドな感じ。
そしてリングの部分には「STER」、シルバーと刻印されています。
この子に出会ったのはいつものスワップミートで、昔から良く知ってるお店で。
そこで一目見て恋に落ちてしまいました。
お店のおじちゃん曰く、1940年代から50年代くらいのもの。
きっと高いものだろう、手に取ったら絶対ほしくなっちゃうって思ってその場を離れたの、最初は。
でも気になって気になって、誰かが買っちゃうんじゃないかって、値段だけでも聞いておけばよかったって悔やんで。
スワップミートの会場も一回り見終わって、やっぱり気になってあのお店に引き返したのね。
そしたらやっぱり誰かの元へもらわれて行っちゃった後でした。
お店をあとにして、多分すごく落ち込んでたんじゃないかな私。
「家帰ってから渡そうと思ったんだけど・・・」
と差し出す彼の手。
その中にはなんとあの指輪が。
彼がこっそり、私とはぐれた振りして買いに走ってくれました。
感動(TωT)
私の元へ連れて来てくれてありがとう。



