ドラムの音が大地を這い足元まで振動し、少し甲高い雄叫びにも似た歌声は空高く駆け上る。
この日曜日に彼と2人、PowWowに行って来ました。
それにしても、すんごい人。
大きなパークの一角にその会場があって、ゲートを通ると様々なネイティブアメリカンたちによるお店のテントが、だーーぁっと並び、ちょっとした路地裏のよう。
そしてそのお店の集合体を縫って進むと、その奥にサァーと開けた空間に飛び出します。
そこにはネイティブの人々たちによる、家族ごとや部族ごと、約70ものテントがくっ付けあうようにして作られた、大きな神聖なるサークルが広がっていました。
その円の中でお祈りや踊り、全てのことがとり行われるのです。
にしても、テントの周りやお店のほうにも、民族衣装にいろどられた逞しい青年や少年、銀でできた小さな円すい型のベルをスカートいっぱいに付けた少女達がそこらじゅうにいるのだ。
この会場だけアメリカの文化ではなくて、大陸の文化・歴史にあふれていました。
さてさて、ここに遊びに来ているほとんどはネイティブの人たち。
プラス白人が多くって、少しの黒人と極々わずかなアジア人。
この写真は、ネイティブの女の子が白人の彼氏の手を引き踊りを教えている、なんともほほえましい一枚。
こうやって文化がつながっていくんだねー。
肌の色から何から皆違うんだけど、それぞれインディアンジュエリーを身に着けたり、なんらかのアピールがあって、すごく一体化している感じでした。
では、ここで私達他民族がPowWowを見に行くときの注意事項なんぞを少し。
PowWow(セレモニー)での注意事項
①サークル内には入ってはいけません。
②お祈りを捧げているときには帽子を取らなければいけません。
③サークル内の撮影不可。
④サークル外、ネイティブの方の写真を本人の許可無く撮ってはいけません。
と、きっとまだあると思うんだけど、こんなところでしょうか。
今回は、テレビでもよく宣伝してたし、交流会といった意味合いもあってかサークル内の撮影
でした。
こんな機会はあんまり無いのに、やっぱりダンスを目の当たりにすると腰が引けて、というかなんとなく悪いことしてるような気がして、わずかな写真だけ撮らせていただきました。
なんか、神秘的で神聖な空気です。
アメリカのネイティブの人々をはじめ、中米のインディオ、そしてカナダからのカナインディアンたちがダンスコンテストに踊りを披露していました。
さてっと、あの人を探さなきゃ。
「おいで!」と誘ってくれたモホーク族のある女性。
結界を張っているかのようなサークル状のテントの後ろにまわって、うーん・・探すんだけど、なかなか見つかんない。
そこに集うネイティブの人たちの、私と彼を見る目がいぶかしげでした。
それに耐え、エヘへ、見ぃ~つけた![]()
「パディー!」(ノ◇≦。)
驚いて振り返ると彼女は立ち上がり、ビッグハグで私達を招き入れてくれました。
「さあ、こっちにいらっしゃい。あなた達は私の家族なんだから入ってきてもいいのよ。」
大きな声で、周りの皆に聞こえるようにそういってくれたの。
したらね、皆「なんだー」てな感じで笑顔を向けてくれました。(;´▽`A``
彼女の名前はパディー。
またの名を、モホーク族のワサンデオスタ。
襟に付いたブローチや豪華な刺繍のスカートがとぉっても素敵。
夏には欠かせない彼らのファン(うちわ)をもって、はいパチリ。![]()
これはパディーのお友達である、カナインディアンの方の持ち物なんだって。
ちょうどテーブルの上においてあったのを手にしてもらいました♪
水鳥の羽で作られてるんですってー。豪華ー![]()
にしても不思議な空間でした、その円を作っているテントの中は。
なんかね、ヒヤーっとしてて、気がピーンと張ってる感じで、神社とかお寺に行くと感じるそれにとっても似ていました。
私がボーっとしているとパディーが、
「悪魔はこのサークルには入ってこられないのよ。だからここは、ポジティブな気であふれてるの。」
わー、スピリチュアルだーー☆
さてさて、彼女との出会いから私達の初めてのPowWow体験は、以前のブログで。
コチラ「人種のルツボでカリフォルニア生活
」までどーぞ!
あー、なんだかすごく長くなっちゃった、ブログ。
なので、ここで一休憩。
インディアンドッグにビーフシチュウですヽ(゜▽、゜)ノ
彼ら独特の塩気のきいたふわふわの揚げパンで、ソーセージが包まれたインディアンドック、初体験です。
これがスナック感覚で美味しいの。
それにこのビーフシチュウがベストマッチ。
私達の想像するシチューとは違って、まったくこってりさは無く、ビーフと野菜の入ったほくほくスープといった感じです。
そしてそしてー。
えへへ(*⌒∇⌒*)
こんなに楽しんだ私にさらにサプライズ、彼からのプレゼント。
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後ろには
Homar & Qloria Vaut
ZUNI
ホーマー&クロリア バウト
ズニ族
と作られた方のお名前が彫られていました。
もー、めちゃめちゃ嬉しー!
どうりで彼、よくトイレに行ったり、突然いなくなったりしていたわけだ。
ありがと![]()
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ぷらぷら♪ちろりろ♪かわいぃ♪
帰り際にパッと渡されたそのピアスには、今でもこの日の思い出が、いっぱいいっぱいつまっています。

