【目次】

 

①まえおき

 

 

②キウイを育ててみた感想

 

 

③追熟について

 

 

④キウイ栽培の利点:メリット

 

 

⑤キウイ栽培の欠点:デメリット

 

 

⑥キウイの品種紹介

 

 

⑦まとめ

 

 

 

<①まえおき>

キウイは樹の勢いは強く
実もたくさんなり
大変育てやすい果樹で

無農薬で
育てることができるのも良い点です。


キウイは一般的には

収穫してから追熟して食べます。

(樹上で熟す品種もあります)

 

 


<②キウイを育ててみた感想>

育てた事がある品種は雌株のヘイワードと
雄株のトムリの2品種です。

この両株の開花時期がほとんど一緒なので
時期になると
雄株の鉢を雌株の鉢の近くに移動させて更に
耳掻きの後ろのモフモフで人工授粉をしています。

 

樹高15cmぐらいの小さな苗を購入してから

2年目で実が付くようになりました。

鉢植えなので

着果までの年数は短くなると思います。


今は60リットルの

プラスチック鉢で育てています。

苗を購入してから3年5ヶ月目の今現在で

ざっと数えただけで60個以上の実が

なっていました。

 

以前、台風で20個近くは落ちたので

80個以上はなっていた計算になります。


鉢を大きくすれば

根を広く張れるのでその分

樹の地上部も大きくなり

実の収量も増えます。

大きくなると世話が大変ですが…。

 

 

逆に

コンパクトに仕立てたいのであれば

小さめの鉢で育てればよいでしょう。


雄株の管理にも場所と手間がかかるので
受粉樹がいらない

1本で実がなる品種がおすすめです。



<③追熟について>

 

ヘイワードはスーパーなどでよく見かける

果肉が緑色のキウイです。

酸味と甘みのバランスがよく

どちらかと言えば酸味も好きという

人に向いています。

 

 

追熟が浅いのを買って

追熟させないですぐに食べると

酸っぱいという印象が残りやすく

 

 

しっかり追熟させれば

甘みや香りがぐ~んと増して

酸味もマイルドになり

それほど気になりません。


 

袋にバナナやりんごと

一緒に入れておくと追熟が進みます。

(ふじりんごでは追熟は進みません)

 

 

実の縦長方向

ヘタとお尻を摘まんで

押さえてみて柔らかくなっていれば

食べ頃です。

 

 


<④キウイ栽培の利点:メリット>

●キウイは無農薬で育てることができ
鳥獣害も皆無です。

というのは

病気に罹らず頑健で
害虫も寄ってきませんし

樹上で熟さず収穫後の
追熟後に甘く美味しくなるので
鳥獣から狙われないのです。
(樹上で熟す品種もあります)


●樹上で熟さず収穫後の追熟で熟すので
収穫後の保存がしやすい。
(樹上で熟す品種もあります)


●たくさん実がなります。


●ビタミンCが多い。

 



<⑤キウイ栽培の欠点:デメリット>

●同時期に雄花が咲く受粉樹が必要なので
鉢とスペースが余分に必要です。
(受粉樹が必要ない品種もあります)


●鉢植えだと真夏には水やりを
1日1~2回行う必要があります。
とにかくよく乾きます


●樹の勢いが強くこまめに剪定しないと
近くの植物に蔓が絡みます😅


●蔓性なので鉢で栽培する場合は

支柱やオベリスクなどで
仕立てを工夫する必要があります。


●実の追熟が面倒くさい。



<⑥キウイの品種紹介>
 

(楽天)

 

★スーパーエメラルド

・1本でなるキウイ(受粉樹必要なし)。

・果肉はエメラルドグリーン。

・1果あたり約100g程度。

・ヘイワードよりも糖度は高く

さわやかな風味です。
・収穫は11月上~中旬ごろ。

 

----------------

 

★ヘイワード

・受粉樹の「トムリ」が必要。

・スーパーなどで普通に売っている緑のキウイで

酸味が好きな方向け。

・1果あたり100g前後。

・収穫時期:11月上旬。

 

★トムリ

・雌の「ヘイワード」の受粉樹。

 

----------------

 

★紅妃

・受粉樹の「早雄」が必要。

・果肉が紅い。

・果肉が黄色で果心が赤く糖度が高い。

・1果あたり60~ 70gぐらい。

・収穫時期:10月下旬。

 

★早雄

・雌の「紅妃」の受粉樹。

 

----------------

 

★ゴールデンキング

・受粉樹として孫悟空が必要。

・果肉が黄色。

・味が良くビタミンCが豊富。

・糖度高め。

・適度な酸味がある。

・1果あたり120g前後。

・収穫時期:10月下旬。

 

★孫悟空

 

・雌の「ゴールデンキング」の受粉樹。

 

----------------

 

<アマゾン>

 

・1本で実がなる(受粉樹不要)

・果肉はエメラルドグリーン

・果実は100g前後。

・完熟果は酸味がなくとろけるような

濃厚な甘さが楽しめます。

・収穫は11月上~中旬ごろ。

 

 

★香緑

・雌雄のセット。

・果肉は緑色。

・糖度は高め。

・1果あたり100g前後。

・収穫時期:10月下旬。

 

 

★東京ゴールド

・雌雄のセット。

・果肉は黄色。

・ビタミンCが豊富。

・糖度高め。

・適度な酸味。

・1果あたり100g程度。

・収穫時期:10月下旬~11月上旬。

 

 


<⑦まとめ>

 

●1本でも実が生る品種が

世話が簡単です。

 

●収穫後に追熟すると

ぐ~んと甘みと香りが増し

酸味が和らぎます。

 

●追熟が浅い実を食べると

酸っぱいという印象を持ちやすいので

酸味が苦手な方は

追熟をしっかりすると良いでしょう。

 

●バナナやりんごと一緒に

袋に入れておくと追熟が進みます。

 

●実の縦長方向

ヘタとお尻を摘まんで

押さえてみて柔らかくなっていれば

食べ頃です。

 

●鉢植えだと

着果までの年数が短くなります。

 

●無農薬で育てることができて

鳥獣害もほとんどありません。

 

●真夏は鉢土がよく乾くので

水やりが大変です。

 

●樹勢が強く蔓が四方八方に伸びるので

剪定をこまめにする必要があります。

 

●蔓性の果樹なので

支柱やオベリスクなどで

仕立てを工夫する必要があります。

 

 

 

<関連する記事>

 

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