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以下、本文より転記下矢印(一部文字装飾アレンジ)



第2回遺伝子検査を徹底したけれど…犬猫の病、防げない繁殖業者の実情

遺伝子検査の結果
ニチイグリーンファームが繁殖、販売しているオーストラリアン・ラブラドゥードルの子犬たち=2021年3月、太田匡彦撮影
犬猫の遺伝子疾患

 一部の大手ペットショップチェーンが始めた、販売用の子犬・子猫の遺伝子検査。各チェーンの取り組みは、状況の改善に結びついているのでしょうか。またそもそも、日本国内における遺伝性疾患の広がりはどの程度のものなのでしょうか。朝日新聞が入手したデータから見えてきた現実とは。


犬種や猫種に特有の遺伝性疾患がいくつも存在します。それは、人が純血種として固定化してきた結果として生じたもの。一方で、人が交配の組み合わせを決めて繁殖、販売する犬猫では、原因遺伝子が一つに特定されている遺伝性疾患の「予防」も可能です。犬猫の遺伝性疾患を巡り、ペット販売の現場では何が起きているのか。消費者の側にはどんな問題があるのか。朝日新聞が入手した独自データなどをもとに、3回にわたって報告する連載の2回目です。





 

大手ショップのデータを見る

朝日新聞ではAHB、コジマ、Coo&RIKUによる遺伝子検査の結果(一部をグラフ化)を入手し、動物の遺伝性疾患に詳しい鹿児島大の大和修教授に分析してもらった。疾患の原因となる遺伝子を受け継いでいても発症しない子犬・子猫が「キャリア」、一方で発症する可能性がある子犬・子猫は「アフェクテッド」と呼ばれる=チャート参照。

 大和教授は全体を見て、「疾患によっては減少傾向を示しているものもある。しかし、直接には予防に結びついていないことがわかる」と指摘する。

 死に至る疾患であったり、原因となる遺伝子を持つ割合が高い犬種・猫種が人気種のため消費者への影響が大きかったりする、主要な遺伝性疾患ごとに見ていくと、犬種・猫種や疾患によって対策に濃淡がある現実がわかってきた。遺伝子検査済みの親から生まれた子犬・子猫を選択的にオークション(競り市)で仕入れているコジマ(東京都江東区)から入手したデータは、犬は6種、猫は2種の遺伝性疾患について、キャリア率とアフェクテッド率の推移がわかるようになっている。また、販売するすべての子犬・子猫と、その仕入れ先の繁殖業者のもとにいる親犬・親猫の検査をすすめているAHB(同)は犬種、猫種ごとに、犬は14疾患、猫は3疾患の検査結果をまとめている。


これらのデータを見ていく。




有料会員記事のため、コピペはここまでチュー




3頭の柴犬の死をきっかけに、一部の大手ペットショップでは、販売する子犬・子猫の遺伝子検査をするようになりました。

遺伝子検査をしたから遺伝病に関する問題がクリアしたことではありません。


繁殖業者に生み出す場でこそ防げる命もある。交配する組み合わせに注意が必要だと訴えることができたかな?



有料会員記事には、

遺伝子検査をするようになってわかったことが数値化してありました。

そこで出てきた課題や現実の流れ、販売されている(買い手が求める)人気の犬種猫種に出やすい遺伝性疾患についてなど...

繁殖業者側の課題についても。



こんだけざっくりしたネタバレなら大丈夫かな?グラサン







ペットショップがやっている遺伝子検査は、

遺伝子疾患に罹った子が市場に出ない瀬戸際対策と飼い主側で生み出さないように、販売時に説明や注意をすること。


本来の予防は、親の遺伝子検査です。

検査の結果、遺伝子病を受け継がない組み合わせがわかってるんだもん。それで無駄に命を落とす必要がないのなら...やる以外ないよね〜えー



減りつつある疾患もあるみたい。

ペット業界の犬猫の命に向けた病気の予防。

継続と新たな啓蒙活動を願います。