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(記事内容より部分引用)

遺伝子性疾患のリスクが見つかった子犬・子猫の処遇については、愛護法が既に繁殖業者などに課している「終生飼養義務」の徹底を含め、多角的な角度からの検証・対策が必要だろう。アニコムも、「遺伝性疾患の原因遺伝子を持っているどうぶつ達が置き去りになってしまう」ことへは懸念を表明している。そのうえで、終生飼養の仕組みも含めた包括的な研究を行っているとのことだ(アニコム先進医療研究所株式会社のHPより)。


遺伝子検査の目的は、まず、遺伝病が次の世代に受け継がれてしまうこと防止することにある。





今後はペット業界全体が遺伝子疾患に真摯に取り組み、希望する飼い主に限定することなく全ての子犬・子猫に遺伝子検査を行うことを望みたい。また、子犬・子猫の全頭検査を既に実現しているAHBには、繁殖に使用される成犬や成猫への検査をさらに徹底して欲しい。




ペット業界だけでなく、私たち飼い主も含めた一人ひとりの意識に関わる問題ではあるが、「置き去りにしない」環境を整える努力が必要なのは間違いない。ただ、それが遺伝子検査を否定する理由にはならないのではないだろうか。遺伝病の的確な発見・防止は、短期的にはもちろん、長期的な視点からも動物福祉を守るために必要なものだろう。




では、私たち一般の飼い主は何ができるのか。まずは、「見る目を養う」ことだろう。犬や猫を新たに家族として迎える場合、様々な選択肢がある。友人・知人宅で生まれた子犬・子猫を譲り受ける場合もあるだろう。一般には、ペットショップやブリーダーと称する繁殖業者から購入するケースが多いだろう。

「素人が自家繁殖をすべきでない」、「ペットショップからは買うべきでない」、「ブリーダーから直接迎えるべき」など、色々な考え方があるが、画一的に決められるものではないと思う。前述のように、「ブリーダー」と呼ばれる繁殖事業者の中にも遺伝的疾患のリスクを承知で繁殖を続ける業者や「命を産みだす」行為に必要な知識をもたない業者は少なからず存在する。一方で、繁殖を事業として営んではいない家庭でも、遺伝学や獣医学の知識と命への敬意をもって動物と接している人たちもいる。

遺伝子検査への姿勢が事業者によって大きく異なるように、一口で「ペットショップ」と言っても、その姿勢も本当に様々である。大切なのは、そして私たち飼い主がまずできるのは、家族となる子犬や子猫を「どこの誰」から迎えるべきか、それを正確に見極める目を持つことではないだろうか。

最終的には飼い主がペットの幸・不幸のほとんどを決定することに間違いはない。できるだけ多くの情報に触れ、バランスの取れた検証を行って、正しいものを選別し正確な判断を下すことが、ペットの一生を左右する第一歩となり得ることを肝に銘じたい。

《石川徹》






一般の飼い主も【見極める目】が必要ということですね お願い
久しぶりにAHBさんやアニコムさんの取り組みを知ることができて、ちょっとホッとしました。
またさくら🌸を感じることができたこと、webメディアで遺伝子病に触れてくださってありがとうございます音譜
これから犬猫を迎えようと思う人、今そばで一緒に暮らしている飼い主さんに伝わるといいなニコニコ 



あと、ブリーダーさんにもね。



 
🎄Merry  Christmas‼️🎄