酷い環境で飼育、繁殖してる人間や、機械のように生まされている犬や猫がいます。
変えていかなくてはいけないこと。それは、簡単にはいかないけど、『変えていけること』だと思うんです。



動物愛護法が改正され、業界にも遺伝子検査や動物のさまざまな病気の予防や研究にも動きはあります。
ほんの少しの光でも、多方面から差し込み始めている光に向かっていく、声を上げていかなくてはいけない。そんな時期に来ているんじゃないでしょうか。
生き物を扱い、共存していく。人間の立場から、考えていかなくてはいけないのかもしれません。



目を背けたくなる内容かもしれません。
でも、現実を見て見ぬ振りをしてはいけないんです。
犬や猫を「奴隷」なんて悲し過ぎます。
愛情を注ぐことは、犬や猫の命とまじめに向き合うということだと思います。
太田匡彦

朝日新聞出版
発売日 2019/11/20
(現在予約受付中)





内容紹介

「猫は照明を1日12時間以上あてると、年3回は産める」。 
ペット流通の闇を暴いた『犬を殺すのは誰か』から約10年。 
犬に続き、空前の猫ブームではじまった増産態勢。 
「かわいい」「いいね」の裏側で消えてゆく命。 
信念の取材が暴く、人間の愚行と、理不尽な社会。 

出版社からのコメント

日本の現実を多くの方に知っていただき、関心を持っていただけたらと思います。






太田匡彦

朝日新聞 専門記者
1976年東京都生まれ。98年、東京大学文学部卒。読売新聞東京本社を経て2001年、朝日新聞社入社。経済部記者として流通業界などの取材を担当した後、AERA編集部在籍中の08年に犬の殺処分問題の取材を始めた。15年、朝日新聞のペット面「ペットとともに」(朝刊に毎月掲載)およびペット情報発信サイト「sippo」の立ち上げに携わった。文化くらし報道部に在籍中の19年4月に専門記者に登用され、同年5月から特別報道部に配属。著書に『犬を殺すのは誰か ペット流通の闇』(朝日文庫)、共著に『動物のいのちを考える』(朔北社)などがある。

(Yahoo!ニュース引用)