とうとう、兄妹犬の1頭が旅立ってしまいましたえーん

今朝、ご家族の手から旅立ち
無事に虹の橋🌈を渡って行ったと思います。
もう、苦しみや痛みも感じない世界。
これからは自分の足で好きなところへ行き、
仲間たちとガウガウ遊びをしたり、
クンクンにおいを嗅ぎに歩き回ったり、
向こうでできたお友達と追いかけあって走り回ってるんだと思います。


 大福  (享年 1歳3ヶ月17日)



こうして携帯を持ち、ブログに書いている私は涙が溢れてティッシュが離せません。
大福もさくらと同じです。我が子同然です!
大福が旅立ってしまい...こんなに辛い。
きっと、もみじちゃんも同じ状態になるんだろうな...
さくら🌸だったら、さくらの時は、、、
今の私は想像できないけど、片腕が捥ぎ取られるくらいの苦しみ?
どんな苦しみ? 悲しみ?
私、どうなっちゃうのかな?
恐怖とも違う、緊張?  ... ...わかんない。
こんな複雑な感情は言葉では言い表せないです。

こんな恐ろしい疾患を持って生まれてきた
3兄妹




【GM1ガングリオシドーシス】
   (常染色体性劣性遺伝)

柴犬に好発する致死性の遺伝子病です。
細胞小器官の一つ、ライソゾーム内酵素の欠損、極端な低下によって、本来は代謝されるはずのガングリオシドが中枢神経系に溜まり、全身の臓器にケラタン硫酸やオリゴ糖が蓄積してしまい、神経症状を起こす遺伝子疾患です。

この遺伝子を受け継いでしまった仔犬は
5-6箇月の若齢で発症し、徐々に進行していきます。
遺伝子なので、それまでの生活環境や食べ物で左右される訳ではありません。

間歇性跛行(歩行すると下肢のしびれや痛みが出るが、一時休むと症状が軽減しまた歩ける状態)

頭の振戦(震え)運動失調(筋肉は正常だが、個々の筋肉の協調が取れず、うまく動けず歩いたり、座ったり、しゃがんだりできない状態)

四肢の緊張性硬直が起こり直立不能や角膜の混濁による視覚の障害がおこり、脳をはじめ全身の臓器に異常をきたし、1歳を過ぎる頃に死に至ります



GM1ガングリオシドーシス は本来、絶対に防げた筈のものです。
知識を持った正しい繁殖で必ず防げます‼️

罪もない仔犬(動物)たち、その家族が悲しむ事がないように。2度とこんな事が起こらないように、約束して欲しい‼️

それには具体的な再発防止策が必要になります。
今回のミスは、親犬の遺伝子検査だけではまた同じ事故が起こらないとは限らない。子犬の遺伝子検査も必要です。
徹底して撲滅していく。その努力を見える形で示して欲しいです。
大小、数多くのペットショップがあります。
道しるべになるべく、大手のショップが牽引していって欲しいです。



それでも万が一、再びGM1の犬が出てしまった場合に備えて、GM1の発病予防や治療法の研究をしてもらいたいです。
第2のさくら🌸達を救うための新しい方法を見つけてもらいたいです‼️





今回の記事の更新は、正直悩みました。
この子たちがいずれお空に行く事は絶対です!
発症してしまったら治療法もなく、死んでいくための看病しか飼い主はできません。
本当の苦しみや悲しみは遺伝子病を見送った経験がある飼い主にしかわかりません。
まだ多くを知られていない遺伝子疾患です。


大福くんが旅立った今だからこそ...
あえて今しか言えない事、今しか言えない思いを残したい!
そう判断しましたので、もう一度記事にして更新します。