レオの車でお店に向かっている道中、お店から予約時間よりも早く席の準備ができたと電話があった
少し遅れる事を伝え、お店に向かった
レオが予約してくれたお店は有名なトンカツ屋さんだった
オーナーのこだわりが凄かった笑
トンカツなのにソースではなく、オーナーが調合した塩で食べる
そして、基本残すのは厳禁
私はそんなにたくさん食べれる方じゃないので、
レオが少なめにして欲しいとオーナーに伝えると
減らせるのはトンカツのグラムとサラダとご飯ぐらいとの事だった
その他のものはどれもこだわりの食材を少しずつ使っているので、どの食材も削れないとの事だった
今回は初めての来店という事で、残してもいいですよと言われた笑
私たちは減らせるものは減らして注文した笑
料理が運ばれてくると一つ一つオーナーが丁寧に説明をしてくれて、どれもこだわりがあるようだった
実際食べてみると、ホントにどれも美味しかった
トンカツの衣も凄く軽くて、お塩との相性もバッチリだった
こだわり野菜たっぷりのおすましも、凄く美味しかった
減らせるものは減らしたけど、ボリュームが凄くてレオにも手伝ってもらってなんとか完食した
お店を出ると2時過ぎになっていて、花火大会まで時間がまだ少しあった
とりあえず車をパーキングから出して、どこに行こうか話していた
レオ
まだ花火打ち上げまで時間あるし会場向かうには早いなぁ
私
ここからどのくらいかかるん?
レオ
会場周辺に車停めたら帰り大変やし、
〇〇駅に車停めて電車で行こうと思ってるんやけど、それで行くとここから〇〇駅までは15分ぐらい
駅からは10分ぐらいかな
私
じゃあまだ向かうには早いな
レオ
そやなぁ
まぁ時間までひなた食べに行ってもええけど
私
今日は生理やから無理ー
レオ
俺は気にしーひんで笑
まぁでも行きたいとこもあるし、そこ行くか
私
どこー?
レオ
前行った紅茶のお店覚えてる?
私
あー覚えてる
レオ
あのお店から電車乗る駅近いし、時間までそこで時間潰してもいいなと思ってた
私
行きたい!
この前、フルーツティーも気になっててん
お腹はいっぱいだったけど、紅茶専門店にお茶をしに行った
お店に着いてふと私が言った一言
私
もうこのお店には来れないと思ってたな
レオ
めっちゃ怒ってたもんな
でも俺はまた連れて来ようと思ってたよ
だから今日も来た
もう終わりと思ってたのは私だけなのかな?って思った
レオは終わらせないと思ってくれてたんかな?
少しお店でゆっくりしてから花火会場に向かった
会場には早めについたので、近くを少し歩いた
この日は凄く暑くて汗だくになった
さっきもお茶をしたけど、暑すぎるのもあり打ち上げまで近くのカフェで時間を潰した
そして打ち上げ時間が近づくと場所取りに行った
そんなに大きい花火大会じゃないけど、たくさんの人が集まっていた
レオと2人で良さそうな場所を探して、打ち上げまで座って待った
選んだ場所は凄く当たりで、目の前で大きな花火が上がり、凄くキレイだった
途中、雨が少し降ってきたので予定より短い感覚で花火が打ち上がったみたいだけど、感動だった
花火が終わった後、
来るかどうか悩んだ時もあったけど来て良かったと心から思えた
私
花火めっちゃ良かったー
連れてきてくれてありがとう
レオ
うん
僕もひなたと来れて良かった
地元の花火大会でコロナでずっと中止やったから、久しぶりの開催やって来たかってん
私
いい有給やったわー
レオ
ホンマにな
贅沢な休みやったな
私
うん
明日から仕事がんばってな
レオ
うー今それ言わんといてー
私
私はまだ明日も休みやけど笑
そして駅まで歩いて行くと、すでに凄い人だった
いつもはPiTaPaを持ち歩いているけど、この日は子供が使っていたので持っていなかった
なので、切符を買わないとだけど切符を買うのも凄い行列でいつ帰れるか分からない状態だった
レオ
タクシー呼ぼか
さっきタクシーアプリ取っといた
私
つかまりそう?
レオ
この辺田舎すぎてすぐは無理っぽいけど、これ並ぶよりかは早く帰れると思う
こんな話をしていると電車が到着して、駅員さんが切符ない人はこの紙で入場して降りる駅で運賃お支払い下さい
と言って入場券を配っていた
私たちはその入場券をもらって電車に乗ることができた
レオ
めっちゃラッキーやったな
しかもこの駅、普段2両とかの電車しかこんのに6両ぐらいあるやん
私
きっとそれでも全然人はけへんやろうなぁ
すごい人数やったやん
レオ
やろうなぁ
みんなと反対方向から来たんは正解やったな
逆方面やったら1回で乗れんかったわ
私
そういう事かー
そんな話をしていると駅に着いた
私たちが来た駅は無人駅だったので駅員さんがいなくて、運賃どうやって払おうか悩んでいた
とりあえず券売機で運賃分購入して、運賃箱に入れておいた
帰りはレオの家の近くの最寄り駅まで送ってもらおうと思っていたけど、レオは私の車を停めている駐車場まで送ってくれた
