久しぶりのデートの日


2人の距離が近づいて慣れてきた頃


おはよー

体調どぉ??


レオ

おはよ〜

熱無し

鼻水をたまにかむ程度かな

まあ、元からアレルギー性皮膚炎持ちやけど


身体は??


レオ

大丈夫そう!


じゃあ会えるな


レオ

うん!


じゃあ予定通り出るな


レオ

わかったー


いつもデートの時はどこかまで車かバイクで行って、レオに家の近くまで来てもらう事が多かったけど、この日は私がレオの家の方に電車で行く事になっていた


駅で待ち合わせがしてみたかった笑


電車乗ったよー

で、マスク忘れた

〇〇で買ってから行くな


レオ

わかったー


あと1駅~


レオ

僕もまだ駅についてない〜

ちと道混んでるわ

あと3分から5分ぐらい

ごめんよ


レオ

ついたー

バスロータリーより一つ小さいロータリーやから

タクシー乗り場の方ね


今レジ終わったー


レオ

ゆっくりでいいからね〜


私は駅から待ち合わせ場所に向かって歩いて行った

いつも見てるレオの車を見つけた!!


なんか待ち合わせしてるから会えるの当たり前なんやけど、姿が見えた時のあの嬉しい感じ、すごい好き


レオは車から降りて待っててくれた


レオ

お疲れー

遠かったやろー


うん

思ったより電車乗ったわ笑


そして、いつもの様に助手席を開けてくれた


ありがとう


レオ

じゃあ、行こっか


レオはいつもたくさんのデートプランを用意してくれる

この日は昨日電話で話してたハンバーグのおいしいお店に連れてってくれた


パーキングに車を停めて、少し観光地を歩いた


レオは道を渡る度に私を移動させて車道側を歩いてくれた


レオ

女の子車道側歩かせるの嫌いやねん


その度に繋いだ手を離しては繋ぎ直してを繰り返した

そして、私の指輪がない事に気付いた


レオ

外してるん?


うん

気付いた?


レオ

うん

ありがとう


嫌かなぁーと思って


そんな話をしながら少し観光しながら、目的のハンバーグのお店に行った


人気なだけあってすごい行列だったけど、2人で並んだ

私はきっと旦那やったらやめとこって言うんやなぁ

って思った


待っている間 話をするのだけど、私とレオの会話は仕事の話ばっかり

私はちょっと前からそこが少し気になっていた

仕事の話以外で私達話すことないんかなって、、、

そして、私は仕事以外の話をしてみるけど、やっぱり盛り上がるのは職場の話

ちょっと悲しい気持ちになりながらも、今隣にレオがいる瞬間を大事にしようと思った


そして、やっとお店に入ってハンバーグが出てきた

肉汁がたくさん出てきて、とても美味しかった


でも量が少し多くて、私はただでさえ食べるの遅いのにって思いながら急いで食べてたら

そんな姿に気づいてくれて

ゆっくり食べたらいいよと言ってくれた

そして、食べれなかったら俺食べるから食べれるだけ食べって言ってくれた


結局、私は全部食べる事はできなくて、レオに食べてもらった

そしてお店を出る前にトイレに行ったら、その間にお会計も済ませてくれていた


私は結婚してから財布は私が握っているので、外食しても旦那が払ってくれることはなかった

だから、私が知らない間にお会計終わってる感覚が凄く久しぶりで、嬉しかった


ランチの後はまた観光地に戻って、2人で歩いた


何をする訳でもなく、ただ手を繋いで歩く

それだけで楽しかった


そして、たくさん歩いたので車に戻って次のお店に

次のお店はレオのおすすめの紅茶専門店


入口の看板に当店はコーヒーを置いておりません

と書かれていた

紅茶好きな私とレオにとって、こんなにドンピシャなお店はない


レオのおすすめのロイヤルミルクティーを頼んだ


思ったよりお昼のハンバーグでお腹がいっぱいでスイーツまで頼めなかったのが残念やった


ロイヤルミルクティーはとても美味しかった


そして、甘党な私はいつも紅茶に大量のお砂糖を入れてしまうんやけど、レオも私と同じぐらいお砂糖を入れるので、それも嬉しくて仕方なかった


ここのお店はポットで出してくれるので、席に置いてあるスティックシュガーが足りなくなってしまって、レオが追加をもらってくれた

こういう所が同じなのもすごく嬉しかった


お店には他にお客さんもいなくて貸切状態だった


お店を出たらまだ15時半だった

この日は私は大学の友達とご飯に行くと言って出てきているので、まだまだ時間はたくさんあった


レオにしては珍しくこの後の予定を決めてないって


この後どうするー?


レオ

んーひなたとくっつきたいなぁー


それもいいなぁ


レオ

ホテル行く?


私は今日誘われたら行ってもいいかなと思って来ていたので、そんなに悩まなかった


いいよ


レオ

いいの?

やったー


そぉ言いながら車を走らせた