坂本龍一も亡くなってしまった。
都内の病院で3月28日に亡くなったそうです。
この頃、共感できる活動が多かったと思う。
坂本さんは長年、反戦、反原発活動を続けてきたことでも知られる。「反対し続けなければ、なくならない」という信念を持ち続けた。 2001年4月には坂本さんの呼び掛けでシンディ・ローパーらが参加した、対人地雷廃絶キャンペーンソング「ZERO LANDMINE」を発売し、大ヒット。収益はすべて地雷除去費用に充てられた。同年9月に米同時多発テロを現場近くで体験。一層反戦の思いを強めた。「“反”という言葉を使うと、それ自体がひとつの戦いになってしまう」と「非戦」という言葉を使用し、イラク戦争などに反対の意を示した。ロシアのウクライナ侵攻に際しても「主権国家を武力で侵略するのは、どこの国だろうと許されない」と発言した。 生涯を通して反原発の姿勢も貫いた。学生時代の1970年に国内の全原発が停止し、再稼働する際の抗議活動に参加。反原発団体「ストップ・ロッカショ」の発起人も務めた。東日本大震災後の12年の脱原発集会では「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければいけないのか」と呼び掛け、波紋を呼んだ。 同年には作家の大江健三郎氏らとともに「脱原発基本法」制定を目指す団体を設立。原発を「究極の自然破壊」と位置づけ、再生エネルギーの普及を訴えた。
一帯の多くの樹木が伐採される予定であることを念頭に「現存する樹木を伐採することなく開発する方策を検討していただきたい」とつづり、「いったん現在の計画を中断し、再開発計画全体を持続可能で生物多様性を生かすよう見直してほしい」と訴えていた。
坂本さんは3月初旬、東京都の小池百合子都知事や永岡桂子文科相、関係自治体などに手紙を送り、「目の前の経済的利益のために貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではない」と記したとしていた。
今は心穏やかに楽な気持ちでいらしてくれるといいなと思う。
心からご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございました。


