私達が子供の留学先をNZに決めているのは、放射能や化学物質汚染分布予想の世界地図にも大きく影響を受けています。

もちろん、それだけで人生を左右する居住地を決めることはできませんが、上記のようなことも今後何代にもわたって影響しかねないとても大切なことなのではないでしょうか。

何代にもわたる長い時間を見通そうと試みた時、今現在の一般論と違う行動をとることにさほど神経質にならなくてもよいのではないかとも思います。


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【第1回NZ下見でやりたいこと】


①小学校の見学


②3.11以降1年間我慢していたリンゴやベリーを思う存分食べさせる


③  〃  お寿司を食べさせる


④不動産物件を見て回る


⑤日常生活全般をひととおり体験(ネット環境づくり、通信、買い物、ゴミ出し、預金、交通、 国際便、通院、料理、図書館や保育施設見学、公園デビュー? など)


⑥NZに帰国している娘のプリスクール同級生と会う


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娘のプリスクールにはプロラグビー選手として来日しているNZ人家族が何組もいますが、彼らラグビーNZ人の共通する特徴は、


・おっとりしている

 ・・・せかせかしてるのを見たことがない


・ちょっぴりシャイ でも とてもフレンドリー

 ・・・いつも表情が明るく、バリアを張ってない


・薄着(真冬以外はタンクトップ&短パン&クロックス)

 ・・・NZ本国では裸足で道を歩いてる人もいるとか^^


・律儀

 ・・・娘のバースデーパーティに招待したら、必ず招待し返してくれたり


・細かいこと気にしてない感じ

 ・・・こちらが英語あまりできなくても気さく

   でも込み入った話は苦手みたいです


スポーツ選手だからそんな感じなのか、NZ人が平均的にそういう気質なのか?

まだNZに行ってないので分かりませんが、彼らと接していると日本人のテンポがとても忙しいということを感じます。

日本ではスローペースと言われる私にとっては何だか心地がよいですが、頼んだ仕事がいつまでもできてこなかったりしてイラッとするよー、という在NZ邦人の声もよく聞きますよね^^;

お互い都合のいいところわるいところって必ずありますものね。


【5歳児の進路についての選択は主に以下の3つでした】


①5歳からボーディングスクールに入れる

 NZでは今のところ、5歳の女の子が入れるボーディングを見つけきれていません。

 スイスやイギリスには小さいうちから入れる素晴らしい学校があるようです、アメリカにもボーディングがあるようですね。

 幼いうちから手放すメリットとしては、

 ・生活習慣のしつけも学校がしてくれるため、親子間では日常な些末なことに振り回されずに理想的な親子関係を追求できる

 ・同級生との絆が将来グローバルな人脈につながる

 ・幼いうちは英語力はさして問われないので、レベルの高い学校にも入りやすい

 ・欧米式の授業なのでコミュニケーション能力などが上がる

 ・英語を自然にツールとして使うことができるようになる 等だそうです。

もちろんデメリットもあれこれあるようですからご興味のある方は以下の本などご参考におすすめします。



②NZへ母子でわたって、小学校へ通わせる

 私が同行する場合、NZでも仕事をしたいので私自身も学生になりつつ週20時間の就労許可をもらうか、起業するか・・・。

 肝心の5歳の娘は日本では幼稚園年中ですが、NZでは5歳の誕生日から小学1年生!もうすぐ6歳なのでそうなると小学2年生!!

 行くならばできるだけ学年の低いうちにした方が英語力も授業内容も追いつきやすいことでしょう。

 ただ幼いうちに日本から離れてしまうので、日本語や日本文化の教育は一緒に行く親の大事な仕事のひとつとなりそうです。

 私が書道や着物が好きだったり、味噌など手作りしたり、行事を欠かさないようにしていたりと我が家では割と日本文化に触れる機会があるようにも思いますが、それでもかなり意識していないときれいさっぱり忘れてしまうのが子供というものかと思います。


③日本の義務教育を受けて高校か大学で留学させる

 実は私にとってはこれがもっとも現実味のないケースなのです。

 理由としては・・・

 ・右へ倣えの日本の義務教育のデメリットを見た場合、あれこれ伸び悩む心配がある

 ・10代からの留学ではネイティブに近い英語力が求められるが、日本でそれを身に着けるのは大変

 ・もっとも道を踏み外しやすい思春期に親元から手放すことが怖い(親も同行?)

 ・英語「で」学ぶというより、英語「を」学ぶという形になりがち

 ・原発事故による放射能汚染にこれ以上幼い娘達をさらしたくない

 ということでしょうか。


 そもそも留学ありきなのかというと、我が家ではYESです。

 これからの日本を想像すると、国内で終始しがちな一生には不安が多すぎるのです。