倉庫のリフォームの常滑市での現場です。スレート屋根を屋根を撤去しました。

アスベストの規制は年々厳しくなってきていていますので、解体工事金額も年々上昇しています。

2021年からアスベストの規制が強化され、建築物の解体前にはアスベスト含有率の事前調査結果報告が義務付けられました。



アスベストの被害は肺癌の健康被害がある可能があることで、今では使用されていません。アスベストは天然の鉱物で繊維が非常に細かく気づかないうちに吸入してしまいます。

やっかいなのが長い間の潜伏期間を得てから発症する可能性が高いことです。

結果的にアスベストを吸い込んだ自覚もないのに、肺癌に侵されてしまっていたという可能性があります。



2006年までは規制さていなかったため、その前に建てられた住宅のスレート屋根はかなり使用されている確率が高いのが現状です。

コストを下げるために、屋根のカバー工法というものがあります。既設の屋根を残してその上から新しい屋根とと取り付ける工法です。問題を先延ばしにするだけで個人的には本当に良いことなのかは疑問が残ります。

負の遺産を子供達に残してしまうことですからお勧めできません。



中古住宅を購入してリフォームをお考えの方はスレート屋根の場合は売主に張替えてもらうか、知り合いの解体業者に頼んで調査することをお勧めします。

アスベストが入っているかどうかは、ご自身でサンプルを郵送すれば1週間程度で調べることができます。(約2万~3万程度)

今回アスベスト分析をお願いしたことろは、「アスベスト調査分析株式会社」という会社です。 

調査分析会社は色々ありますのでご興味ある方は「アスベスト分析調査」で検索してみてください。

屋根のリフォームや中古住宅の購入をご検討されている方は、市町村によってアスベストの屋根を撤去するのに補助金が出るところもありますで事前に調査することをお勧めします。