未経験ながら法人営業にチャレンジし
悪戦苦闘する私のお話はまだ続きます
最初の数か月は本当に売れず…
アパレルの頃のように、売れなかったらカードを切る、とかはないので、生活の保障があるのはとってもありがたかったのですが、それでも営業にとって最もツライ
「目標未達」
の4文字に苦しみました
売れないと何が辛いって
上司の機嫌が悪いこと
当時の私の上司、とにかく営業大好き
三度の飯より新規のアポイントが好き
売ること、自分の部下が売れることに
とにかく命を懸けている上司でした
新規のアポイントを取るとき
絶対守らねばならない一つのルールがありました
それは
「アポイントは必ず上司が同行」
もちろん、営業未経験の私の育成という観点も大いにありましたが、それよりなにより商談の場に行きたくて行きたくてたまらない、という感じ・・・
課長ではありますが、デスクワークが嫌いのようで、とにかく外に連れて行ってほしそうに（笑）私のテレアポを横でジッと聞いています。。。
営業の電話って、近くで上司にチェックされながらかけることほど、やりづらいことってないんですよね
電話が終わるたびに「断られたの？」「なんでダメだって？」「担当者の名前は聞けた？」と、逐一内容を聞いてくるんですーーーー
つらいーー(´;ω;｀)
「繊細さん」な私には、近くで上司がイライラしながら（私がなかなかアポイントが取れない＆デスクワークが嫌い←勝手ｗ）電話の会話を聞いているだけで、もう地獄
何とか新規のアポイントを取らねばと、命投げ出す覚悟（大げさ）で電話をかけまくりました
そして、月間の目標を締める月末最終日、受注件数の目標に達していないとこれまたモーーレツ機嫌が悪くなるのです
営業だって、事務処理とかメールの返信とか、社内でいろいろやらないといけないことたくさんあるじゃないですか
特に月末月初は、たくさんやらないといけないことがあるんですよ・・・
（そして、これが終わらないと帰れない）
それなのに
「ねえ、なんで目標行ってないのに社内でパソコンなんかいじってんの？」と、本気でキレるんです
「何未達であきらめてんだよ！」
（その頃夜の19時過ぎ・・・）
と怒られ、そこからまたテレアポを開始します
19時過ぎなんて、もうつながらない会社たくさんありますよね
しかも、そこでつながったって、どうやってそこから受注までもっていけと・・・？
っていうか、こんな時間に営業電話かけたりしたら、お客さん怒るにきまってるじゃん・・・
（怒られるのが苦手な繊細さん）
という疑問がとめどなく湧いてきますが、そんなこと言えるハズもなく
涙をこらえながら、ひたすら21時ころまで電話をかけ続けました
そして、時には我慢できずトイレに駆け込んで涙を流すことも（当時の同僚には「いつも夜泣いてたよね、と言われる始末・・・苦笑）
そんなわけで、今度は上司の機嫌に怯えながら、またもやここでも「売れない」ことと戦う私の生活がしばらく続きます
つづく