第17回ショパン国際ピアノ・コンクール2015 入賞者ガラ・コンサート | ♡ ゜* メロンのおもいでのーと * ゜♡

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2016年1月24日(日) は第17回ショパン国際ピアノ・コンクール2015 入賞者ガラ・コンサートに出掛けました。14時開演、ザ・シンフォニーホールです。





出演
チョ・ソンジン
シャルル・リシャール=アムラン
ケイト・リウ
エリック・ルー
イーケ・トニー・ヤン
ドミトリー・シシキン


音楽監督・指揮:ヤツェク・カスプシック
管弦楽:ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団


オール・ショパン・プログラム

第1部

イーケ・(トニー・)ヤン
舟歌 op.60
ワルツ 第1番「華麗なる大円舞曲」

ドミトリー・シシキン
スケルツォ 第2番

エリック・ルー
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ (オーケストラ付)


第2部

ケイト・リウ
3つのマズルカop.56

シャルル・リシャール=アムラン
ピアノ・ソナタ 第3番

チョ・ソンジン
ピアノ協奏曲 第1番

アンコール
英雄ポロネーズ



ワルシャワで開催されたショパン国際コンクールの入賞者6名それぞれが違う曲を披露する、コンクールのハイライト的なコンサートです。



YouTubeで見たショパンコンクール、特に15歳で浜コンで優勝してからずっと気になっていたソンジンくんの演奏を生で聴けることをとても楽しみにしていました(*^ ^*)



それなのに、6人の中で特に印象に残ったのは、イーケ・トニー・ヤンとシャルル・リシャール=アムランの2人。



イーケ・トニー・ヤンの生き生きとした音楽に引き込まれました。まだ16歳なので、更に表現力に磨きがかかるだろうし、今後の成長が楽しみなピアニストです。



シャルル・リシャール=アムランは、新人なのにベテランの域に入るような演奏。
ホール全体に響く深い低音と弱音が美しかったです。包容力のある演奏で聴衆を魅了し、「ブラボー」も飛び出しました。



注目していたソンジンくんは、上手くて完璧。計算し尽くされていて、熱くなり過ぎず、過度な歌い回しもなく、抑制の効いた演奏。
オケとの掛け合い、バランスも見事、タイミングもバッチリでした。
アンコールの英雄ポロネーズは、同じホールで他のピアニストの演奏を聞いていますが、抜群に上手かったです。
鳴り止まない拍手にソンジンくんは笑顔で応えておられました。



ソンジンくんを見て思ったこと。身体は必要最小限の動きで洗練された音作りなのは、パリ高等音楽院でベロフに師事しているからかな、アジアっぽくないんです。
浜コンの時に中村紘子さんが「とてつもない才能を持った15歳」の言葉も思い出しました。



コンサートは14時に開演、終演は17時前と長丁場だったのですが、6人の多種多様な演奏を聴くことが出来て充実の時間でした。



ソンジンくんのCDを購入したらサインも付いてきました♪




24の前奏曲が楽しみです。
あっ、その前きユンディの24の前奏曲もまだ開封してなかった(^_^;)