神戸市立博物館で開催されているターナー展に行ってきました。
ターナー(1775 - 1851)は古典絵画を研究しながら、自然描写を探求し、古典~ロマン派に活躍した画家です。
ターナーの絵は、光や空気の変化、表現の移り変わりを描いています。
それは音楽にもあって、ピアノ演奏のヒントになるのではと思い、観に行きました。
先日の京都文化博物館で開催された絵画展にもターナーの作品が展示されていましたが、古典からロマンへ、更には印象派への橋渡しとなった重要な画家なんでしょうね。
「湖に沈む夕陽」(1840―1845年頃)
この辺りは、ショパンやリストが活躍していて、ドビュッシー、ラヴェルはまだこの世に生まれていません。
でも、ターナーの絵は、抽象画の時代が到来するのを暗示しているかのようです。
音楽よりも絵画が先行して進化して行ったと言われますが、正にそうで当時の作品と照らし合わせてみても大変興味深いと思いました。
私が印象に残った作品が2つあります。
①↓ディドとアエネアス 1805―06年?
この絵はかなり長い時間観賞していました。
②↓月光、ミルバンクより眺めた習作 1797年
以上、記念に買ったポストカードより。
英国最高の風景画家ターナー、観に行って良かったです(*^-^*)
帰宅し、お土産に買ってきたファクトリー シンさんのレアチーズケーキをいただきながら、ポストカードを眺めては余韻に浸っています(*´ω`*)