札幌美容形成院長日記 -8ページ目

古希を迎えました

 今日は2024年9月8日(日)です。
 1954年9月8日生まれの私は、
 70歳の古希を迎えました。
 病気もせず、
 仕事ができていることに感謝しています。
 みなさんからたくさんのご声援をいただいたおかげです。
 ほんとうにありがとうございます。
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 70台の目標です。
 高齢者を自覚して慎重に行動します。
 事故を起こさない。
 病気にならない。
 迷惑をかけない。
 健康で元気に働く。
 …こんなところでしょうか?
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 事故を起こさないのは、
 車の運転も仕事もです。
 今まで以上に慎重にします。
 病気にならないように、
 食べ物や運動に気をつけます。
 体重も増えないように注意します。
 迷惑をかけないのは、
 患者さんはもちろん、
 職員や家族にもです。
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 せっかく医師免許があるので、
 少しでもお役に立てるようにがんばります。
 たくさんのご声援をいただき感謝しております。 
 還暦を迎えました
 61歳になりました
 62歳になりました
 63歳になりました
 64歳になりました
 65歳になりました
 66歳になりました
 67歳になりました
 68歳になりました
 69歳になりました
 あっという間の10年でした。

69歳最後の日

 今日は2024年9月7日(土)です。
 本間賢一、69歳最後の日です。
 明日から70歳です。
 還暦からあっという間の10年でした。
 60歳になっても特別なことはありませんでしたが、
 70歳になると変わります。
 昨日高齢者受給者証が届きました。
 私は2024年10月1日適応になるそうです。
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 明日からは正真正銘の高齢者です。
 運転免許の高齢者講習にも行き、
 無事にゴールド免許証をいただきました。
 次の5年後は認知機能検査もあります。
 高齢者でも手術をしている先輩はたくさんいます。
 でも、トシは年です。
 注意力に衰え
 もの忘れ
 これが悪化したら手術も運転もやめます。
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 7月の札幌医大写真部OB会で、
 先輩にたくさんお会いしました。
 高齢者でも現役の先生がたくさんいらっしゃいました。
 私は元気をいただきました。
 正直なところ70歳になったら引退だと思っていました。
 引退してもすることがないし、
 お役に立てる間は手術をします。
 じじ医なのにいらしてくださる患者さんに感謝しています。
 ご声援ありがとうございます。

北海道胆振東部地震から6年

 今日は2024年9月6日(金)です。
 北海道地震20180906
 地震から一年
 北海道胆振東部地震から2年
 北海道胆振東部地震から3年
 地震から3年目までは書いていますが、
 2022年からは無くなりました。
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 のどもと過ぎればではありませんが、
 今年はまた地震が来ても困らないように、
 準備を見直したいと思います。
 平和不動産が教えてくれたように、
 札幌は強固な岩盤に支えられています
 ただ地盤が弱い地域もあります。
 私が困ったのは停電でした。
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 私が住んでいるマンションは、
 停電になると水が出なくなります。
 EVも止まってしまいます。
 wifiも使えなくなります。
 いつ災害が来ても困らないように、
 水とバッテリーは準備しておきます。
 北海道胆振東部地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
 2018年の地震の時は電気が消えて市電も止まっていました。

2018年9月6日午前9:30

平和不動産_1200億円投資_札幌再開発

 今日は2024年9月5日(木)です。
 札幌は最高気温28℃、
 さくらんぼさんの山形は31℃です。
 暑い中の作業でお身体が心配です。
 まだまだ台風も心配ですし、
 猛暑も心配です。
 温暖化の影響なのかなぁ~?と思っています。
 今日の北海道新聞に興味深い記事が載っていました。
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 2024年9月5日、北海道新聞の記事です。
 札幌中心部再開発 1200億円投資の理由は 平和不動産・土本社長に聞く
 札幌市中央区の2カ所の大型再開発事業に中核企業の一つとして参画している平和不動産(東京)の土本清幸社長(64)が、北海道新聞のインタビューに答えた。道銀ビルディングなどを建て替える大通西4地区と、JR札幌駅前の札幌西武跡などの北4西3地区の2カ所で、投資額は計1200億円と同社としては過去最大規模になる。土本社長は「札幌はビジネスでも観光でも潜在力が大きい」と、東京やほかの地方都市ではなく、あえて札幌に巨費を投じる理由を説明した。
 平和不動産は、東京証券取引所の土地建物を所有する「兜町の大家」として知られ、全国でビル賃貸事業を展開する、売上高約400億円の中堅総合不動産会社。道内では、道銀ビルを2002年に買収するなど、ビル5棟を所有している。
 大通西4地区と北4西3地区のそれぞれの再開発には、地権者として参画。いずれも大型複合ビルが28年度までに完成予定だ。土本社長は「温暖化で東京や大阪、福岡は夏に屋外で健康的に過ごすのが難しい都市になった」と述べ、「地震対策の観点からも、強固な岩盤に支えられた札幌の重要性は今後より認識される」との見方を示した。
 大通西4の再開発ビルは商業、オフィス、ホテルの複合施設で、上層階には米ホテル大手の最上級ブランド「パークハイアット」が開業する。土本社長は「札幌が富裕層観光を受け入れる起点となる。ラピダスやGX(グリーントランスフォーメーション)関連ではビジネスの要人の受け皿にもなるだろう」と話した。
環境面と観光 札幌の魅力 土本社長の一問一答
 主な一問一答は次の通り。
 ――札幌の再開発へ大規模投資する理由は。
 「札幌市が非常に積極的に協力してくれ、事業を進めやすい環境がありました。また、日本の中でも札幌が持つ潜在力は非常に大きく、事業が成り立つだけの魅力があります。加えて、道銀ビルをはじめ建て替えの時期を迎えていました。この三つの要素の中で、マチの財産となり、地域に貢献し、ランドマークとなるような開発をしようと考えました」
 ――札幌の潜在力とは。
 「一つは環境面です。温暖化によって東京や大阪、福岡は夏、人が屋外で健康的に過ごすことが難しい都市になっています。夏でも生活しやすく、200万都市にもかかわらず自然環境にも恵まれています」
 「日本では地震対策は必須で、(東京一極でなく)国を二極、三極で支える必要があります。強固な岩盤に支えられた札幌はその一極として重要です。さらに、観光という裾野の広い産業でも非常に魅力的です」
 ――建設コストが高騰する中での開発です。
 「日本は長いデフレを抜け、緩やかなインフレに戻りました。それを前提にコスト上昇分は転嫁して、トップライン(収入)を上げる。札幌に限らず、社会全体がそういう考え方になっていくと思います」
 ――再開発ビルにはパークハイアットも開業します。
 「宿泊機能を起点に、札幌というマチが富裕層を受け入れていくきっかけになればと考えています。さらに、ラピダスやGXが進展していった際には、インバウンド(訪日客)だけでなくビジネスの要人を受け入れる機能も提供できます」
 ――札幌のマチの展望は。
 「私も8月下旬から約3週間札幌に滞在し、仕事をしていますが、過ごしやすい環境の中で大きな不自由はありませんでした。札幌は北海道だけでなく、日本全体にとって財産といえる都市で、だからこそわれわれが再開発を手がける価値もある。日本を率いるリーディングシティーになると思っています」(高橋祐二)


インタビューに答える平和不動産の土本清幸社長(畠中直樹撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

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 なるほど、
 平和不動産の土本清幸社長(64)のお言葉、
 温暖化によって東京や大阪、福岡は夏、人が屋外で健康的に過ごすことが難しい都市になっている、
 夏でも生活しやすく、200万都市にもかかわらず自然環境にも恵まれている。

 札幌をほめてくださりありがとうございます。
 札幌市民としては、
 北海道日本ハムファイターズは北広島市に行ってしまい、
 財政赤字で敬老パスが縮小されるなど、
 札幌にそれほど魅力があるとは思っていませんでした。
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 確かに冬の雪は大変ですが、
 夏は過ごしやすいですし、
 緑が多くて環境もいいと思います。
 災害のリスクといえば豊平川の氾濫くらいでしょうか?
 パークハイアットに宿泊できる人がどのくらいいるかわかりませんが、
 札幌の街が豊かになるのはいいことだと思います。
 ためになる記事を書いてくださった高橋祐二記者に感謝いたします。

総合病院における美容医療の実践2024

 今日は2024年9月4日(水)です。
 札幌は秋晴れのいいお天気です。
 最高気温は28℃です。
 さくらんぼさんの山形も最高気温29℃です。
 このまま暑さが終わって、
 台風も来ないで、
 収穫の秋を無事に通過してほしいです。
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 私が毎月購読している、
 克誠堂出版の形成外科
 今月号の特集が、
 総合病院における美容医療の実践です。
 形成外科の先生にぜひ読んでいただきたいです。
 東京警察病院形成外科の吉村圭先生が執筆された、
 総合病院における美容医療の難しさがとてもよかったです。
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 東京警察病院は日本の形成外科発祥の地です。
 恩師、大浦武彦先生も東京警察病院で修行をされました
 大森清一先生が日本の形成外科創始者です。
 その警察病院ですら、
 美容医療を行うのが難しいそうです。
 私は吉村先生のご意見に同感です。
 大きな病院で手術室を使って美容外科手術をするのは、
 想像以上に大変なことです。
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 吉村先生の論文の一部です。
 美容医療は保険診療中心の他科との折り合いが非常に難しい。例えば、脳神経外科が緊急手術を申し込んできた時に、「今は形成外科が美容の手術をしていてまだ終わりそうにもないのですぐには取りかかれません」となった場合、「そんな必要もない手術はどうでもいい、こっちはやらなきゃ死んじまうんだ」と脳外科医は言いたくなるだろう。
 私も吉村先生と同じ思いです。
 脳神経外科以外に、
 産婦人科から緊急帝王切開の手術申込があることも考えられます。
 緊急帝王切開をしないと、
 お母さんと赤ちゃんの2人の命が失われます。
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 吉村先生が書かれた、
 (総合病院の形成外科では)美容医療で失敗された患者の救済というところに重きを置くことが必要ではないかと考える。
 私はこの考えに大賛成です。
 プチ整形を総合病院でする必要はなく、
 悪い美容外科失敗された患者さんの救済を、
 東京警察病院形成外科のような病院で行ってくれるのが、
 一番いいと思います。
 素晴らしい論文を書いてくださった、
 東京警察病院形成外科の吉村圭先生に敬意を表し感謝申し上げます。