合格体験記2023・その7 | 渋谷美術学院、代表のひとりごと

渋谷美術学院、代表のひとりごと

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合格体験記2023・その7

 

 

Yさん 鴎友学園女子高校 現役合格 全受験学科合格!

 

多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 統合デザイン学科

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 基礎デザイン学科

 

グラフィックデザイン学科入試再現

 

 

 

 

 

美大を受験しよう! 

そう決心したのは高2の2月でした。 

 

通っていた高校はほとんどの人が一般大学を目指す進学校で、

私自身も"なんとなく"同じように大学受験をするものだと思っていました。

実際、高1,2年の間は国立大学に向けて"なんとなく"勉強をしていました。 

しかし! 高2の冬、もうすぐ高3になろうとしていた時、急に怖くなってきたのです。

このままなんとなく大学を受験して、その後どうなるの?と。 

自分の今1番やりたいことを将来に向けてどう昇華して、

未来の自分の力にすることが出来るだろうと考えた末、

広告業界に興味があった私は美大を目指すことにしました。 

 

まず壁にぶつかったのは親を説得することでした。

私と同様、両親も私が一般大学に進むものと考えていたので

いきなり美大に行きたいと言い出した時は困惑したと思います。

自分がどうして美大に行きたいのか、この大学ではどんなことが学べるのか、

自分なりに調べて必死に説明しました。 

その甲斐あって最後には納得して応援してくれました。 

 

そして右も左も分からないまま、

とりあえず予備校を片っ端から調べて面談を受けに行くことを繰り返しました。

全くの未経験の私に対して、

面談に行った予備校の先生方には「今からではちょっと」と苦笑いをしたり

「学科で得点をとって受かるための(無難な)作品を制作しよう」と言われたこともありました。 

 

しかし渋谷美術学院は違いました。

今から始めても間に合いますか?と聞くと、

山本先生は「全然大丈夫でしょ」と断定したのです。 

その瞬間、私は「ここに通おう」と決めました。 

 

この学院の環境なら、この先生の元なら1年間走り切れると確信しました。 

そこからは怒涛の日々でした。 

周りよりスタートが遅かったぶん、

他の人の何倍も成長しなければ!と焦っていた部分もあったと思います。 

ハイコン、色ラボ、トーンチャートなどを通してデッサンとデザインの基礎を学び、

夏休みには先輩方のデモストを見学してその技術をリアルタイムで学びました。 

 

初めは思うようにいかず悔しい思いばかりでしたが秋頃には高得点が出せるようになり、

直前講習ではデザインで120点(参考作品)を出せるまで成長することが出来ました。 

もちろん全てが順調に進んだ訳ではありません。

冬期講習中にも自分が思ったように制作出来なかったり、

良いと思っていた作品が低評価だったりして1人しくしく泣いていたこともあります笑 

途中で放棄したこともありました、、。 

 

それでも最後まで諦めずここまでこれたのは山本先生はもちろんのこと、

講師の先生方や周りの友人たちの存在がとても大きいです。 

渋美は少人数ということもあり、山本先生や講師の先生が

生徒一人一人のデッサンやデザインの特徴をよく理解した上でアドバイスをしてくださいます。 

こういうの得意じゃない? 

ここをこうしたらもっと良くなるよ! など、

私一人では考えつかなかったアイデアや表現を提案してくださりました。

先生方のサポートのおかげでデザインに対する視野を広げることが出来ました。 

学院で出会った友人とは一緒に参作のファイルや図書のページを捲り、これ凄いね、や

どうやったらこんなデザインができるだろう?と話し合ったり、

お互いの作品についてアドバイスをし合ったりしました。

すぐ隣でバンバンすごい作品を生み出していく友人達に感化され、

私も!と意欲をもって取り組むことができました。 

約1年間、渋美に居た時間に無駄な時間は何一つありませんでした。

壁いっぱいに貼られたハイレベルな参作、棚にぎっしりと並ぶデザインの図書、

お互いを高めあえる友人たち、そして生徒を尊重しなんでも一緒に考えて下さる先生方。 

この環境に居れたからこそここまで成長できたし、

デザインの楽しさを身をもって感じることが出来たと思います。 

山本先生、講師の先生方、本当にお世話になりました。 1年間ありがとうございました!!