合格体験記2023・その1 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 推薦入試合格 | 渋谷美術学院、代表のひとりごと

渋谷美術学院、代表のひとりごと

多摩美術大学 各デザイン学科合格率
武蔵野美術大学 各デザイン学科合格率
 創設以来、15年連続全国一位!!!
   信頼の合格保証制度!(美術業界初!)
     現役生の多摩ムサ合格率97%以上!
       ※見学などのお問い合せはお気軽に 

  

武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 推薦入試合格

 

東京大学教育学部附属中等教育学校卒 現役

R.M

 

 

私は多摩美術大学プロダクトデザイン学科と

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科を志望し、

高校2年生のはじめから高校3年生の受験終わりまで

大手予備校で受験勉強をしていました。

しかし、合格できず浪人することになりました。

 

 

通い易さと知名度で大手の予備校を選んだものの、

推薦入試対策等が不親切であると感じ、

心機一転少人数の予備校でやり直そうと思い渋谷美術学院を選びました。

 

 

渋谷美術学院では初めにハイコン、色ラボ、トーンチャートなどの

基礎の練習を行いました。どれも大型予備校では教えられなかったことなので、

ハイコンを使ったデッサンや色ラボで見つけた

好きな色の組み合わせを使ったデザインを描く日々は新鮮でした。

 

渋谷美術学院は平面系・立体系・空間系などに別れたりはしません。

私はプロダクトデザイン学科と工芸工業デザイン学科を志望していたのですが、

渋谷美術学院では全員同じグラフィックデザイン学科的な課題が出されました。

初めての手のデッサンと初めてのタイポを配置したデザインに

戸惑うと同時に他学科の課題をやっていても大丈夫なのかな?と心配でした。

 

 

しかし、枚数を描いていくうちに、

だんだんとデザインを描くことが楽しく夢中になり、

他学科の課題であるなどという心配もなくなりました。

渋谷美術学院にある書籍スペースの毎月新しくなる本や

山本先生に紹介された展示を見に行くことで

好きなデザインができ、それらを自分の作品に取り入れることで

毎回楽しく沢山のデザインを描きました。

 

 

渋谷美術学院では、毎回作品に点数付けをされます。

初めは全く点数が予想できず、

全員の作品が並べられても上位の人の何が良いのかわかりませんでした。

 

しかし、毎回理由を詳しく説明してもらえるので

だんだんと何が良いのかということがわかってきました。

何が良いのか、何が良いとされるのか

それさえも今までわからず浪人をしていたということになりますが

詳細な点数、例えば115点と117点の違い

その2点の違いも講評で勉強をしていくうちに

納得ができるようになり、並べ替えの時点で

大体の予想がつくようになっていきました。

山本先生は大学の教授と同じ評価で点数をつけてくれるのですが

実際の入試でどのような点数がつくのかを体感できるようになりました。

そして常に数人の先生がコメントで説明してくれるので、

自分とは違った視野で講評してもらえるので勉強になりました。

 

こうして渋谷美術学院でプロの先生に教わっていると、

「合格するためにどうするか」よりも

「良い作品を作るにはどうするか」ということを考えるようになりました。

正に「受験勉強なんて教えない。」です。

受験生としてでなく、

デザイナーとしての意識が高まっていきました。

 

渋谷美術学院ではTDC(東京タイプディレクターズクラブ)と

JAGDA(日本グラフィックデザインクラブ)のコンペティションに向けて

B1サイズでデザインを描きます。

B3サイズの4倍です。

そしてテーマはほとんど自由。(JAGDAはVOICE)

いったい自分は何をやればいいのか?

何をやりたいのか?

自分と向き合う時間です。

 

しかしながら山本先生の指導のおかげで

どちらも入選することができました。

プロによる的確な指導はもちろん、

少人数で生徒と先生の距離が近いので

自分が何が好きでどんな絵を描くのかということを知ってもらえているので

自分の良さを引き出してもらえ、自分の好きな作品を作らせてもらえます。

そしてプロのアートディレクター視点から作品のクオリティを更に上げてもらえます。

 

8月になり、私は工芸工業デザイン学科の推薦を受けることにしました。

一次選考がポートフォリオで二次選考が面接です。

ポートフォリオは、山本先生と一緒に載せる作品や文章等を相談しながら作りました。

山本先生にフォントの変更・文言の修正、

表紙のリデザインをやってもらいました。

大手予備校では考えられない親切丁寧な対応でした。

面接練習も3回ほど行いました。

推薦でよくある質問などをしてもらえるので、とても心強かったです。

 

ホームページに載っている合格率を見た人や、

大手予備校に行っていた人は

デッサンと平面構成の苦行を朝から晩までやっているという様に

感じる人もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

 

ギャラリーや書籍でデザインに触れ、

自分の好きなデッサンやデザインができ、

それを作品にする日々は受験生とは思えないストレスフリーな日々でした。

 

TDCとJAGDAの入選をし、

工芸工業デザイン学科に合格でき、

プロの先生と同じクリエイターの目標を持つ仲間と

知り合えた最高な7ヶ月でした。

たった7ヶ月ですけど

ものすごく成長が出来た7ヶ月だと思っています。

 

山本先生、講師の先生、本当にありがとうございました。

ここで学んだことを糧に楽しく制作していきます。

今後ともよろしくお願いします。