もう5年前!!!
合格体験記2015 その3
2015-03-20 20:42:27
テーマ:合格体験記
YH 東京都 光塩女子学院
多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻合格
多摩美術大学情報デザイン学科情報デザインコース合格
入試再現作品 満点!
私が学院に来たのは12月の冬期講習からです。
それまで普通だと思っていた自分の道具が
ここにきて「きたない」と指摘されました
私の冬期講習はまず道具をそろえる、
身の回りのものを綺麗にする、
というところから始まりました。
講評ノートを新しくしたり
鉛筆のケースを新しくしたり
筆や絵の具を増やしたり...
いつも持ち歩いている筆箱も洗いました。
まわりが綺麗でなければ丁寧な作業はできません。
筆や鉛筆を良いもの、
自分にあったものに変えるだけで仕事のやりやすさは変わっていきました。
彩度って何?
なんで擦るの?
あなたは何がしたいの?
デザインって何??
冬期講習の3日目、
デッサンで質問をしに
山本先生のところに行ったらそうきかれました。
私はちゃんと答えることができませんでした...。
この日のことは今でもよく覚えています。
私は今まで何を学んできたのだろう。
とにかく悔しい気持ちでいっぱいでした。
しかし、この日があったからデザインとは、デッサンとは何なのかを
真剣に考えるようになったと思います。
よりデザインに興味が強くなりもっと勉強したい、と思いました。
学院は遅くまでアトリエに残ることができたので
加筆やリプレイ、資料を見たりすることができました。
アトリエを開放してもらえるのはとてもありがたかったです。
その日の課題で、できなかったことやわからないことなどは
先生に質問したり、加筆してもらったりして
毎日沢山のことを学びました。
毎日がとてもとても濃かったです。
朝から夜遅くまでずっと制作するのは大変でしたが、
新しい発見ばかりで学院で勉強することが楽しかったです。
デッサンを終わらせることができなかった自分は
下段ばかりにいた時期がありました。
「雑」といわれ「心が荒れてます」とまで言われていました...。
確かに荒れていたと思います。
こんなにも丁寧にやろうという気持ちはあるのに
どうして雑になるんだろう。
ゆっくりやらなければいけないのかな...でもどうしよう、
そしたら終わらない...焦る...どうしよう...。
終了時間が近づくにつれ鉛筆のタッチは荒くなっていきました。
この時はうまくいかなくて辛かったです。
しかし学院の先生がつきっきりで見てくださったおかげで、
自分はもっと落ちついてものを見なければいけないことに気づき
なんとか解決していくことができました。
先生方が毎日毎日
丁寧にご指導してくださるので
沢山のことに気づくことができたんだと思います。
またここでは
自分がどのようなデッサンを描きたいのか、を
一緒に考えてくださいます。
デザインでもそうです。
学院には沢山の資料があります。
普段は見ることができないような珍しい本や高価な本が沢山ありました。
ここから自分のやりたい表現をみつけて課題でやってみたりします。
短い間でしたが、この二ヶ月で沢山の資料を見てデザインに触れることができました。
学院では大学に合格するための受験勉強というより、
将来のためにデザインを勉強している様でした。
二ヶ月という短い間でしたが毎日沢山のことを学んで
経験したのでとても充実していました。
もう少しここで勉強しておきたかったなとも思います。
私が大学に合格することができたのは
学院の先生方の手厚いご指導があったからです。
今は楽しみな気持ちと不安な気持ちでいっぱいですが
学院で学んできたようにこれからも沢山のことを吸収して、
もっと自分に自信を持って頑張っていきたいと思います。
短い間でしたが本当にありがとうございました。
〆