CDJ 別冊 Atelier インタヴュー 03 | 渋谷美術学院、代表のひとりごと

渋谷美術学院、代表のひとりごと

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Q 2010年度は大物ADに実践授業をやってもらおうとしていた、とききましたが


A はい


Q 名前は言えない感じですか?


A そうですねえ
 何処かの会長、副会長レベルの方です
 というくらいです


Q 実施はされなかったんですよね



A はい
 実施していません
 むしろ
 実施できなかった
 といったほうがいいとおもいます


Q それは何故ですか?



A 当初、TDC制作週間の
 前か、後か、という感じで
 年度始まりの4月にはお願いにいっていました
 B1を手描きで描いた後からがいいのか
 描く前にモチベーションを上げる体で
 お願いするか、とずっと見極めをしていました
 でも先程話をしたように
 大学生になっても3分の1もついてこられるか
 わからないような講義を理解できるまで
 本校の生徒が現状、達していないと判断をし、
 あまりにも失礼なことになりそうだったので
 すみませんでしたと頭を下げて
 お断りさせていただきました




Q そうですか、2011年度はどういうお考えですか?


A 一応、やってみたいと思っています
 先日承認をしてもらいました
 2011年度の方は違う方です
 こちらの方も型破りな方なので
 そこまでに生徒が育つかどうか・・・・・
 育たなければまた出来ません
 いつも成長を視てます
 自信を持って聴講してもらえるところまで
 持ってこられなければ僕の責任です
 講義ももちろん普段の僕との信用内で
 引き受けていただいている訳だし
 


Q 去年はトークショーが多かったのはそれもあってですか?


A はい
 せめて・・・
 という気持ちでやっていました
 うちの少ない生徒の為だけに
 わざわざお呼び立てするのは申し訳なかったので
 トークショーというカタチで

 奥村靫正さん/AD/YMO等を手掛ける
 中島英樹さん/AD/雑誌CUTや坂本龍一等を手掛ける
 澤田泰廣さん/AD/多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授
 という豪華メンバーお三方と
 
 本校の生徒自身は無料で聴けるように
 前列、特等席を予約して


 
Q 非常に濃いメンバーですね
 

A はい
 そうですね・・・・
 


Q それも個展等、山本さんの活動とリンクしていましたね


A はい
 背中を見せるということはそういうことだと思います
 制作途中の校正なども学院にわざわざ
 持ってきてもらって生徒が視ようと思えば
 チラチラと見えるようにしてました
 放課後、ちょっと残ってる生徒にチラ見せとか・・・ 


Q なるほど。かなり生徒さんは為になったでしょうね

 

A わかりません
 でもプロのデザイナーと印刷屋さんのやりとり
 プロのアーティストと代理店、ギャラリストとのやりとり
 そういったものが耳を澄ませば聴こえるように
 わざわざ学院の講師室にお呼び立てしてやっておりました
 でも結局それなりに育っていったと思うから
 何らかの刺激は与えられたと思います


Q それはそうだとおもいますよ!
 尖端AD同士のトークを3回も聴講しているのですから
 しかも山本さんに教わりつつ
 そして制作過程等も視ることができているなんて
  

A だといいんですけど・・・

 

Q もっとお話しをお聴きしたいくらいですが
 お時間なようですので
 非常に興味深いお話しをどうも有難うございました
 みなさんの合格を祈っています
 

A 有難うございました