「ARGONAVIS the Live Stage」
改めまして、会場に足を運んでくださり、配信でご覧いただき、ありがとうございました!
怒涛の7公演から2日経ち、まだ余韻が残っておりますが、落ち着いてきたのでカッフェしながら、この文章を書いてます(モンブランうま〜)
思いついたまま綴っていくので、まとまりがなかったりがあるかと思いますが、生温かく読んで頂けると幸いです。
さて。
初めて台本を読んだ時のこと。
震えました。
アニメの世界が目の前で繰り広げられるという。
……なんだこれは!?
キャストが芝居をしながら?そのまま演奏をする?舞台なの?ライブなの?
一体どうなるんだろう……!
そんな溢れるワクワクを抑えきれないまま稽古を迎えました。
……そのワクワクの反面、少しの不安が混在していたのも事実でした。
僕は舞台経験が少なく、舞台においてわからないことがたくさん。
が!
いざ稽古が始まると、そんなことは吹っ飛びました。
メンバー全員が毎回の稽古で新しいことに挑戦している姿を見て、心が熱くなりました。
もっと作品に、涼くんに向き合わなければ。
芝居面だけではなく、音楽面でも。
稽古場ではアルゴナビスとジャイロはいつも一緒だったけど、シーンとしてアルゴナビスと交わることは多くはありませんでした。
だからこそ彼らをいつも以上に客観的に見ることができて、毎日刺激を受けました。
そして、これまでずっと舞台で戦ってきた、しんたん。
彼にすごくすごく、助けられました。
ジャイロメンバーは彼以外舞台経験が少ない中、
1から10まで舞台の事を僕達に丁寧に教えてくれました。
舞台特有の決まり事や、見せ方、動き方、作法。
目から鱗なことがたくさん。
例えば涼くんのいつものセリフのテンポだと舞台としては流れを切ってしまう可能性もあったので、そこを崩さないように工夫したり…
舞台ならではの表現をする事で、キャラクターの新たな一面も見えてきたりと、毎回の稽古が発見だらけで楽しかったです。
彼のおかげで安心して舞台に向き合うことができました。しんたん、ありがとね。
アルゴナビスプロジェクトは、畑の違う人たちが集まっているからこそ、それぞれが補いあって、支えて、ぶつかっていくことができる。他にはないプロジェクトだと改めて感じました。
ここに集まったメンバーは、奇跡のバランスだと思います。
そして本番。
稽古でしっかりやってきたものの、いざ劇場入りすると戸惑う!
でも、たくさんのスタッフさんに支えて頂いて、余計なことは考えず芝居と演奏に集中することができました!
初日。
めーーーーーちゃくちゃ緊張した!
独特の空気。これが舞台か……!
袖で待機している時、緊張で視野が狭かったけど、
会場にいる皆さんを見ると自然とリラックスして安心しました。
やっぱり皆さんの存在は大きいんだなと改めて感じました。
いつも応援してくれてありがとうございます。
そして全7公演のうち一度たりとも同じにはならない。
それが舞台の素晴らしさと楽しさだと感じました。
毎公演、全員が芝居も演奏もドンドンパワーアップしていっている。
公演の中で全員が成長していっている感覚が、何にも代え難い経験でした。
そうそう。
気付いている方もいらっしゃるかと思いますが
深幸くんが筋トレしてて涼くんが話しかけるシーン。
あそこはほぼ毎回アドリブを入れていました!!笑
楽しんでもらえてたかな?
稽古でもアドリブは入れてたんだけど、打ち合わせてないことも僕がぶっ込むので、こーたそがセリフ飛んだりなんてこともあったり笑
その都度笑い合いながら稽古してました!笑
そんなことも楽しみながら稽古してきたけど、本番でのアドリブはどうしようかなぁなんて思ってたら、こーたそが快く「やろう!」と言ってくれて。
初舞台とは思えない頼もしさっ!
僕のアドリブに見事に対応してくれました。
あなたは本当にドラマーですか!?
彼の役者としての成長速度に驚きつつ、僕も負けてられないと奮い立ちました。
色んな意味で「生感」を感じることができたし、それも舞台の良さだなー。
何より、アニメの声優が実際に舞台上で芝居をして、ライブライブパフォーマンスをして、BGMまで演奏する。
これはこのプロジェクトじゃないと、このメンバーじゃないとできなかったんじゃないかと思います。
常に新しいことに挑戦し続ける。
このメンバーならもっともっとすごいことができるんじゃないか。
アルゴナビスプロジェクトの可能性を改めて感じました。
ナビステでの体験は僕らも初めて。
観てくださってる皆さんも初めて。
それこそ皆さんと一緒に体験して、進んで、作っていってるんだなと感じました。
皆さんがいるからこそ完成した舞台だと思います。
そのことが何より嬉しかったです。
もう一つ。
実は今回の舞台で、ある不思議な感覚に陥りました。
涼くんのこと。
いつものライブでは涼くんが隣にいる感覚。
一方舞台ではアニメの世界に、涼くんに、僕が入り込んでいっているような。
涼くんに誘われて、アルゴナビスという作品を体験させてもらっているような、そんな感覚でした。
音楽をしている涼くんだけでなく、彼の日常を全身で、足先から指先まで表現することは、僕にとってすごく新鮮で。
曙涼くんにも、他のキャラクターにも、ストーリーにも違った角度で触れることができました。
また一つ新しい涼くんに近づけた気がした、そんな舞台でした。
あ、楽屋は男子校みたいに、笑顔がたえず楽しかったよーー!!!笑
稽古も和やか!でも真剣に。
もう一度青春をしているようです。
すごく楽しかった。
アルゴナビスのみんな、ジャイロのみんなと、こんなに毎日顔を合わせることがなかったので、もっとみんなのことを知ることができたし、もっともっとみんなのことを好きになりました。
さらに絆が深まった気がします。
最高のライバルであり、最高の仲間。
これからも切磋琢磨しながら、上にいこうね。
舞台終演後、思わず泣いてしまいました。
メンバー、スタッフさん、ナビの皆さん。
本当に素敵な出会いに恵まれていて、助けられている自分の幸福さを噛み締めました。
本当にありがとうございます。
一点だけ!
もし叶うなら……
客席でこの舞台を観たかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
秋谷分身ができたらいいのに…!!笑
っとーーーー、長くなっちゃったね!笑
まだまだ語りたいことはたくさんあるけれど
この辺で!
あーーーーー綺麗にまとまらんかった!!笑
ナビステはアーカイブでもまだ観れるので、たくさん彼らの新しい発見をしてくださいね!
進化し続けるアルゴナビスプロジェクト、これからもよろしくお願いします!
じゃね!
秋谷啓斗