パチンコパチスロ名機回想記外伝② | しがないスロリーマンさわちんのパチンコパチスロ激闘記

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パチンコパチスロで生計を立てたい!っと思っていたのが30年前…
今のテレビ台に愛想を尽かしながらも惰性で打っているスロリーマンです。

主に実践内容と思い出話

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今回はパチスロの話です。




【本場からの逆輸入したメーカーIGT】

1993年頃だろうか…


パチスロが改正を行い


初の4号機パチスロである


チェリーバーが登場した。



それから少し経過した後に


海外から逆輸入で参戦したメーカー


IGTから4号機が登場する。


それがベガスガールである。

※その後IGTジャパンと改名する












IGTは主にアメリカのラスベガスで


スロットマシンなどを制作していたメーカー。


その本場のスロットマシンが


日本のパチスロに挑戦状を


叩き込んだ訳だ。




余談だが、パチスロというのは何か?


パチスロとスロットは何が違うのか?




パチスロの正式名称は回胴式遊技機。


レバーでリールを回し


ストップボタンでリールを止める


方式の遊技機だ。

※パチンコ型スロットルマシンの略と言われている



よくパチスロをスロットと


表現する人がいるが


スロットというのはラスベガスなどで


設置してあるスロットマシンの略。


違いはレバーを叩く(下げる?)と


リールが回って勝手に停止する。



つまりパチスロとスロットの違いは


リールを自分で停止させるか…の違い。


自分で停止させるのがパチスロ

勝手に停止するのがスロット


そう捉えれば分かるだろう。




だから日本にあるものは全て


自分でリールを停止させるので


パチスロという表記が正しいのだ。






別にどうでもいい話だが


スロットと表現するのは


特性上間違っているので


身近にそんな奴がいたら


顔面を糞まみれにした方がいいだろう。



知ってるような口を叩くな馬鹿野郎。





だいぶ話が反れてしまったが


このベガスガールはチェリーバーに次ぐ


4号機の第2弾として


ホールデビューしたが


中身はかなりお粗末な仕様だった。




まずコイツにはリーチ目が存在しない。


告知ランプでボーナスを察知するのだが


目立たないくらいひっそりと点灯するので


点灯しても数ゲーム気づかない事が多数。

※告知ランプは台の上部に付いている



そしてリール制御が最悪で


成立後にボーナスを狙っても


揃えられない時があるし


適当に消化するとリプレイまで


取りこぼしてしまう。



当然BIG中も制御は変わらず


ボーナスインが出来ずに


パンクする事が多々あった。





更にベッドボタンは固くて押しづらく


盤面はガラスで本体は鉄製。


入れ替えの際はかなりの重労働となる。



そして設定1の機械割が驚愕の約83%


今の設定Lより低い機械割である。

※設定5でかろうじて100%を超える


絶対に勝てない割に加えて


リール制御や操作性のお粗末さ。


当然ヒットどころか売れる訳も無く


早々とホールから消えてしまう。

※最後には体感機攻略の餌食になった



日本のパチスロを完全に舐めきった作りで


その後IGTはしばらく新機種を


発表する事が無くなったのだ。






それから3年の沈黙を破り


IGTが満を持して新機種を発表する。


それがトリコロール96だ。











前回のベガスガールとは比べものに


ならないくらい操作性が向上し


基本的から変則的までの大量リーチ目。


見事なまでの変革に成功した。



それにしてもなぜここまで変わったのか??



噂ではアニマルなどで有名な


老舗メーカーのアークテクニコが


違法な連チャンシステムに関与して


パチスロ界から撤退。



そこの開発者がIGTの制作に


携わってパチスロを制作したそうだ。






俺も本格的にパチスロを覚えたのが


この頃で、近所にあった


ボーリング場と併設していたD店に


コイツが設置されていた。






しかし当時はコンドルなどの


技術介入機が全盛期の時代。



設置されていたがコイツまで


手が回らなかった為か


ほとんど触った記憶も無いまま


消えてしまった。

※現在この店は閉店している




先日都内の某ゲーセンに


コイツがあったので打ってみたが


中リールのビタ止まりすれば


小役orボーナスの熱さに魅力された。









あの時打っていれば…


という後悔までする完成度で


非常に惜しい思い出である。






その後IGTは多くの機種を登場させる。



業界初のオールマイティー絵柄を


搭載したジョーカーズワイルドや


技術介入上等の目押しマシン


ダイナマイトも登場した。






※1997年頃のAタイプ

オールマイティー絵柄がテンパイすれば小役orボーナスとなる






どれもオリジナリティに富んでいて


楽しめたので、一部のユーザーには


受けていたメーカーIGT。



その勢いはAT機全盛期にも


続いていくのだった。







…後半に続く。