とにかく気を紛らわせたかった
彼のことを考える時間を減らしたかった
たまたま入った本屋さんで
わたしが昔大好きだった本の新刊が出ているのを見つけた
普段本を読むことはあまりないので
これはいい機会だ！と思い即買い
そこからあいた時間に読みふける
この本が今のわたしに凄くあっていて‥
自己啓発本の物語だけど
自分の夢を見つけるために何をすればいいのか、どう心がけて生きていけば良いのか
分かりやすく書いてある
少し分厚めな本で一度読み終わってからも
毎日何度も何度も好きなところを読み返した
本当の夢を見つけるために一番必要なものは
「痛み」
悲しいこと、苦しいこと、辛いこと‥
痛みを経験することで他者の痛みが分かるようになる
痛みによって人は繋がることができる
わたしと彼も離婚という「痛み」を経験した
お互い相当辛い思いをして
気持ちを分かり合えた
だからこそこんなに幸せを感じられた
全てが伏せんだったんだって思えるくらい
痛みの後には幸せが待っていることも経験した
今のこの痛みが
今後もしかしたら何かに繋がるかもしれない
そんな風に思えた
夢を見つけるためには
自分と同じ痛みを持つ人を助ける
だれかのありのままを愛する
他にもたくさん書いてあったけど
真っ先に彼が浮かんだ
このまま諦めたくないなっていう気持ちがある
