バックアップとは
wikipediaによると「不慮の事故・危険に備えて、二重に守り支援する体制」とあります。短期決戦になる中学受験、入試本番に向けては様々なバックアップ体制が必要になります。もちろん入試を受けるのは受験生本人しかいないので、ここの部分は代えがきかずどうしようもない部分があります。それ以外については「後悔しない受験」のためにも、可能な限りのバックアップ体制をとり、いざという時に慌てないようにしたいものです。
母親のバックアップ体制
入試本番のルート、持ち物などはます頭に思い浮かぶので大抵の方は準備されると思いますが、親のサポート体制についてのバックアップ体制、言葉を選ばずに言うと母親が倒れた時にスムーズに代わりがきく体制を構築できていますでしょうか。
あまり考えたくはないのですが母親だって人間ですし、感染症にかかったり、体調不良もあるでしょうし、不慮のケガですら負うことは可能性としては当然あります。そうしたトラブルに遭った場合でも影響を最小限に留めたいものです。
父親が代わりにやってみる
ご家庭次第では当然ありますが、以下のことがスムーズにできますでしょうか、父親殿。
- 掃除、洗濯などの基本的な家事…ゴミ出しのルール、捨てる場所。洗濯機の使い方、洗剤、柔軟剤の格納場所。家庭で洗濯して良いもの、乾燥機にかけてはダメなものの区別分かってますか?クリーニングは1週間くらいなら出すのも引き取るのも一旦放置しても良いかと
- 食事の手配…受験直前には外食は避けたいですね、時間も無いし、そもそも寝込んでいる妻をどうするんでしょう。Uberします?簡単なものであれば作った方が早いです。自炊すると当然調理器具や食器は洗わないといけませんが、そこまで含めて。
- 学校、塾との連絡…LINEや様々なシステム、日頃から触れていないと突如の取り扱いは厳しいものがあります。
- 子どもの病院、薬…症状別に普段どこに通院しているのか。保険証、医療証、お薬手帳、常備薬。予約しても待たされる場合もありますので、時間は余裕を見て。感染症が流行っている時は朝一に整理券を取得する必要があったりもしますよね。
- 休暇取得、在宅勤務…単身赴任の場合や遠方への出張が重なるとどうしようもないですし、医師、経営者など人と接する職種だったりするとなかなか在宅勤務も難しいのでこれらは最終手段ですね。
今からなら間に合います
近所にいたりすると、つい実家、義理の両親に頼りたいところですが、入試直前期ですとお互い気を遣い余計なストレスを抱え込みがちです。
9月以降、色々な模試の結果が出てきて、その結果に色めき立つこともありますが、いざという時に備えて今からこれらの事ができるようになると安心ですし受験に関わらず今後役に立つこと間違いないです。
痛み止めを飲んでも
消えない胸のズキズキが
些細な誰かの優しさで
ちょっと和らいだりするんだよな
【ケセラセラ】Mrs.GREEN APPLE
誰かでなく、まず父親、そして家族で支え合って乗り切りたいですね。




