中学受験は短期決戦

中学受験は短期間に受験日が集中して日によっては午前午後の入試をこなさなければいけない日もあります。入試の合否によっては以降の受験スケジュールを変更する事が多々あるのも事実です。

この辺りの併願校戦略は塾側とも相談し幾度もシミュレーションを行っていると思われますし、まさにこれからの模試の結果や年明けの仕上がり具合や子ども本人の意思などで変わってもくると思われます。

試験会場に確実に辿りつく

昨年の今頃私がぼんやり考えていたのは入試当日の動き方やトラブル発生時の対応についてです。割と早い段階で受験予定校に赴いて現地の状況を確認したりしていました。当初の第一志望校については前年度の受験当日に受験生とその引率の家族の邪魔にならないように十分配慮した上で最寄り駅や学校までのルートを確認しています。

ご存知の通り首都圏(特に東京都、神奈川県)の受験日が集中する2月初旬は雪が降る可能性も排除できず、2025年度では2月2日は実際には降雪はありませんでしたが怪しい空模様になるという予報でした。

あと、悲しいことではありますが車両トラブルや人身事故などによる遅延のリスクはどうしても避けられない場合もあります。

いずれの場合も学校側が配慮して試験開始時刻を遅らせるなどの処置は取られると思いますが、当事者の焦りは相当なものになる可能性もあります。

できる準備

少しの準備で気分的に楽になりますのでまだまだそうはいっても時間的にも余裕のある今くらいの時期に以下を検討されてみてはいかがでしょう。

  • 入試会場までのルートの確認           メインルートと代替ルート。最寄り駅と次に近い駅からの比較など。混雑が集中しがちな最寄り駅と、次に近い駅では思ったほど距離が違わないこともあります

  • 公共交通機関以外のアクセス方法の確認    「GO」などのタクシーが呼べるアプリ、や緊急手段かもしれませんが「Hello Cycling」などのシェアサイクルのアプリなんかも事前にインストールして実際に利用しておくと良いかもしれませんね。


栄光に向かって走るあの列車に乗って行こう

はだしのままで飛び出してあの列車に乗って行こう

土砂降りの痛みの中を傘もささず走って行く

嫌らしさも汚ならしさも剥き出しにして走って行く

【TRAIN−TRAIN】THE BLUE HEARTS



説明の必要も無い名曲ですが、入試本番の朝に乗る列車は間違い無く栄光に向かって走っています。合否に関わらずここまで辿りつけたのが栄光です、綺麗事抜きに。