親が教えるのか

毎日受験準備お疲れ様です。過去問演習も本格的に始まっている頃でしょうか。なかには過去問、テストの解き直しを親御さんが直接教えられているご家庭もあるかもしれませんが、塾の指導の元、子どもに一任のところが多いでしょう。我が家は高学年になって以降は一緒に問題を解く事はありませんでしたし、そんなもんだと思っていました。

一度息子が志望校の過去問をなかなか解けなくてキーってなって「解いてみてよ!」って算数の問題を叩きつけて来た時くらいですかね。たまたま仕事算的な問題でしたので無事解けて正解してなんとか親の面目を保った事がありました。

これも今となって思えば、いちいちまともに取り合うこと無く「解けないよ、別に自分が受験する訳では無いし」ってあしらえば良い話で、事実、妻の方は堂々とそのスタンスを貫いていました。私もたまたま仕事算という問題の相性が良かった話であって、図形系であれば沈黙したでしょうし、そうなった時はお互いのプライドなんかが邪魔して収拾がつきにくい事にはなったかもしれません。


中学受験の主人公は誰か

基本、原則に立ち返ると中学受験は子供が受験生、頑張るのはまずは本人ということ。夏期講習も終わり、週4日も塾に通い、日々テストの成績やクラス昇降にさらされるので子ども自身もストレスに苛まされているケースも多いでしょう。

親だからこそ、我が子を思うあまり、つい共感し感情をぶつけ合う事もあります。でもこれが一番遠回りだったりもします。だって子どもがやらないんだもん、は大正解で、なんか全然やりませんよね親の焦りとは別に。そのうえ、優しい気持ちや半ばあきれた気持ちで放置したところで子どもが自主的にやるかというとまずそんな事は無く。


じゃあどうすればよいのか

結局親子でぶつかり合って少しづつ前に進めるしかないですね、これは成績関係なく全般的に言える話かと信じています。

毎回お伝えのとおり、親がやれる事、やらなければならない事で優先順位が高いのは入試本番に向けた準備、日々の生活を整える事です。

この時期から本番を意識して生活のルーティンを固めに行く事です。寒くなって夏にはできていた早起きが段々おっくうになっていきます。心が乱れがちな時期だからこそ親は大人の立場でできること、やらなければならないことをしっかりキープしていきたいですね。



こころ

あなたに教えたいのは アクセルとブレーキのバランス

あたま

君に忠告しておくよ 偉いのはきみだけじゃない

こころとあたまよ

ずっと寄り添っていて 二つで一つでいて


【こころとあたま】チャットモンチー



こころとあたまもそうですが、親と子の受験に対しての距離感もうまくバランスとってやっていきたいですね。