週末に息子の文化祭に行ってみました

長い夏休みも文化祭の準備や部活でほぼ連日息子は学校に行っていましたが、時折ぶつくさ愚痴は言っていたものの友達と会えるのが楽しかったらしく全般的には喜んで通っているような状態でした。

中学入学後から様々なイベントが繰り広げられましたが、この秋の文化祭で本人としても一区切りなようでとにかく全力を尽くす勢いで取り組んでいました。

非常に野暮な事ですが、はて、昨年の今頃は同じように受験勉強頑張っていたのかな?と思いを巡らせました。表面的には熱意のようなものは見られない、見にくい状態でした。本人も中学入試全体という長丁場を意識していたのか、洪水のようにやってくる模試に対しては特別な感情は無かったのかも知れません。


中学校に入って積極的に

ただ、今は文化祭でも複数の役割を持ちあちらこちらに顔を出して「忙しい」を合言葉に充実しているようでした。聞くところによると、クラスの出し物も出展するか否かをまずクラス内で話し合って決めるみたいです。多数決で出展が決まった場合は否定した意見の生徒も実施に向けて協力が課されるみたいです。実際「出展しない」はかなり少数意見に過ぎず、結局は例年出展していないクラスは無いみたいですが。

クラスの出し物以外にも学校全体で出展する模擬店や文化部の展示、有志による出展など、様々な参加形態(参加団体)があって基本は自分がやりたいものの説明会に参加して要すればエントリーするような流れのようです。

それぞれの団体で役割やシフトが決められLINEなどで共有されるみたいで、傍から見てても危なかっしいなとは思いましたが親なんて関わる余地も必要も全く無いのでなんとかしていたのでしょう。


楽しい毎日

入学してわずか半年ですが充実した日々や先輩の指導、友達との交流が精神的にも成長を促しているようで、以前に比べて多少周りに気を遣えるようになっていたりしますね 笑

「中学生活どう?」の問いには「忙しいし大変だけど、楽しいよ」と。同時に「まあ、自分はどこに行っても、どんな状態でも、そこに馴染んで楽しむタイプだけどね」とも。

まだまだ中学生活も始まったばかりですし、いずれ大学受験に向けて、また勉強をしなければいけない時もくるでしょうが、それ自体も自分で考えればいいだけの話ですね。



甘い匂いも 17時のチャイム 

カラスの鳴く声さえ

何年経ったんだろう

あの場所から見た空を覚えてる

残ってる 僕にとっての始まりを

【何年後】DURDN



中学受験は本番までの準備期間を事実上親子二人三脚で進めるので、なんとなくクライマックスは入試本番になりがちですしその気持ちは凄く共感できます。でも意外に子どもは中学入学後に新しい生活を楽しんで、あっという間に受験勉強をしていた時代を置き去りにしていきます 笑