まだまだ残暑は厳しいですがこの週末の三連休は首都圏では様々な私立中学の文化祭が催されています。
男子校だけでも海城、駒場東邦、芝、世田谷学園、浅野、東邦大学付属東邦など。女子校では雙葉、鴎友学園女子、大妻多摩、山脇学園、共学校では渋谷教育学園渋谷、多摩大学目黒、渋谷教育学園幕張、昭和学院秀英、麗澤など。
中には実際に足を運んだ事もある学校もあって、若干の懐かしさも感じます。
中学受験に向けて新小4のタイミング(小学校3年生の冬)で塾に通い出して以降志望校の選定の参考にというよりは純粋に文化祭を楽しむべく通ったという感じでした。こうやって書き出してみると集中する時は結構集中する感じなんですね。2日間に渡り開催するところも多いですが、見てみたい学校の日程が重複している場合はスケジュール調整が大変になりますし場合によっては複数年で回るような長期計画が必要になりますね。
小学校4年生で気になる学校をささっと複数観て回り「文化祭」のイメージを掴み、小学校5年生である程度候補を絞ってじっくり「学校」のイメージを掴み、行けるのであれば小学校6年生で「志望校」のイメージをトレースする感じでしょうか。
親と子どもでは観る視点が違いますし、受ける印象も違います。子どもの立場でも小学4年生と小学6年生では興味も思いも異なりますので可能な限り足を運びたいものです。
5年生以降はなるべく自分の家族だけで訪れる方が無難かと思います。特に男子校では入場に関して登録だったり制限が無かったりする為非常に混雑します。例えば開成学園の2024年の文化祭は2日間で約38,000人が来場したとのこと。人気の催しには入場待ちが発生しますし、混雑による疲労も馬鹿にはできません。他の家族、友人にいらぬ気を使うよりは自分の家族だけの方が何かと融通も利きやすいです。
各校それぞれ特色のある素晴らしい文化祭である事がほとんどですし、受験生である小学6年生にとっても1年後の自分をイメージしやすいイベントです。秋以降の学習のモチベーションの為にも文化祭訪問はお勧めします。