i-padへの道

全国統一小学生テスト、高学年になるとスケジュール調整も大変になり、中学受験に向けて塾で学んでいる内容との乖離も目立ってきたので、我が家の場合親子で話し合って終わりのタイミングを決めました。

結果として通算で4回受験しましたが、その全国順位は下記の通りできれいな右肩上がりでした。i-padへの執念恐るべしです。


第1回目…200位台前半

第2回目…100位台後半

第3回目…60位台

第4回目…50位以内(決勝進出)


決勝進出の推定ボーダー

テスト毎でバラつきはもちろんあるのですが、決勝進出のボーダーは得点で言うと500点満点中、大体460点台後半が目安で、470点を超えれば可能性は高まるかと思います。470点というのは全教科9割の得点率を以ても到達できないので、いっそ満点からの減点で捉えるとイメージがつきやすいかと思います。

  • 算数:145点(▲5…1問間違い)
  • 国語:135点(▲15…数問間違い)
  • 理科: 95点(▲5…1問間違い)
  • 社会: 95点(▲5…1問間違い)

国語が苦手な我が子のケースで、あくまでもイメージです。算数、理科辺りは満点を確保するのが理想なんでしょうが、受験した中での最高得点はそれぞれ146点、96点と惜しいとこまでは持っていってましたが、それこそ言うは易しですね。

仮に偏差値で表すとして、受験者数が25,000人、得点が正規分布している前提では上位50人(0.2%)に該当する偏差値はおよそ78台後半でしょうか。息子の場合、60位台で偏差値76台、50位以内で同じく77台だったので、若干低くてもいいのかも知れません。


全統小の対策

全統小のテストの難易度自体はサピックスのマンスリー確認テストや組分けテスト等と比較してもかなり易しめなので、中学受験用の塾に通われている方は特に対策等は不要です。但し成績上位になるにはとにかく確実に点数を重ねる必要があり、入試と違い全教科満遍なく得点する事も求められます。

試験時間自体は短めですが、マークシート方式、部分点無しの為、終始集中力が問われるテストでもあります。

普段の塾の試験とは様相も異なりますので我が家では息子だけが熱望するイベントでしたが、1点の重みを知る貴重な機会にはなりましたのでそれはそれで良い経験になったと思います。他の試験よりテンション高めに楽しそうに受けていたのが印象的でした。

決勝の様子は別記事で。