暑い中、乳母車にのせられてガタガタ揺られるは、
着いたところには「シャーシャー!」怒ってる
怖ーーいクルミ姫がいて、滞在中はほとんど母のベッドの下。
散々な一日だったのは王子のはずなのに・・・。
「あーー今日はいろいろ疲れた・・・」

なぜか出かける前から警戒態勢に入っていたミルクさん。
戻った後も、王子は何事もなかったようにリラックスしてるのに、
ミルクの姿が家の中のどこにも見あたらない。
かなりあせりながら探し回って、やーーーっと見つけたのは、
この暑いのに私の布団の中。
何度もよんだのに返事もせず、ピクリとも動かず。
しばらくは私から逃げられる態勢を崩さない緊張状態が続きました。
ミルクは何が怖かったのか、私には全然わかんないんだけど。
アサリンなんて、行く時も帰った時も熟睡してたし。
もしかして、どっか他所にやられると思ったのかなあ。
「最初が兄ちゃんで、次がわたし」とか?
それとも、ふたりだけで良いところにでかけたと思って、
すねてたのかしら・・・・。
とにかく、ひとりでなんか大変そうだったミルクでした。