昨日は1日、この虫と戦っておりました。



私、農家さんにお米を頼んでいるのですが、いつものようにお願いして、到着して。
まだ、前のお米があったので、そのまま放置。
これもいつものこと。

その日はちょうど出かける予定があったので、休みだった夫に夕食の支度を委ねて出かけました。

帰ってくるなり
『あの米、虫がわいてて食べられないよ』と夫。

ガーーーン😱

すぐに農家さんへ電話。

新しいの送ってくれるって。
でも、捨てるのはもったいないから、そのまま精米したら食べられるよって。

そーなんだぁー‼️

そっから、虫について調べたよね。

穀象虫(こくぞうむし)

玄米につく虫で、カブトムシのツノのような部分が、象の鼻に似てるからついた名前。
そのツノで、米の中に卵を入れて、空いた穴を体液で塞いで繁殖する。
天日干しをすると、暗い方へ逃げていく。
昔の人は、米と一緒に食べていたようで、胃や腸の内容物に穀象虫がたくさん発見されたという文献も残っているそう。

ふーん、食べても大丈夫なんだね🙆‍♀️

とはいえ、ウジャウジャ動く穀象虫を見ちゃうと、そのままにはしておけないよね。
日に日に数も増えるだろうし。

ってことで、昨日はお日柄もよく、めっちゃ晴れてたので、30㎏の米を庭に広げて天日干し。

するとね、面白いように日陰へゾロゾロ動いていくの。
あとは、ちょっと厚みがあると、下へ下へ潜っていく。
そして、おひさまに負けて動かなくなる。
召されると縮むのね。

その干した米を、手で掬っては虫の死骸を避けていたら、義母がみかねて、ザルを持って手伝いに来てくれた。

『こんなにあるんだもの、それじゃ終わらないわよ』ってね。

膝も腰も痛いだろうに、一緒になって虫を取ってくれたの。

『こんなの初めてだよ。びっくり』と私。
『私は、知ってるのよ。昔、母がやってた。
長女だから何でも手伝わされたからね』って。

ばあちゃん(義母)は、虫嫌いなの。
だから、手伝いに来てくれるとは思ってなかった。

『1人でやってたら、気が狂う』って言って、私と並んで、おしゃべりしながら。

うれしかったんだぁ、私。

早帰りの次女とバトンタッチするまで、ばあちゃんのおかげで、スルスル作業が進んだよ。
ありがとう💖

結局、夕方までかけて、全部やり終えて、いざ精米へ。

早番で帰っていた夫も、飲むのを待ってくれて、30㎏の米を担いで車に乗せて、一緒にコイン精米まで行ってくれた。

みんなの協力のもと、無事ご飯が炊けました。

夫は『捨てちゃえば』って言ってたの。
でも、食べられないわけじゃない米を、そのままゴミに出すのは忍びなくてね。

ばあちゃんも
『捨てるのはもったいない。
昔の人はみんなそうよ。
お米一粒たりとも無駄にはできない。
バチが当たる』
って言ってくれて。

嫁いで15年。
同居をはじめて8年。
やっと親子になれたような気がします。
私が素直になれただけかも⁉︎🤣

本当なら2ヶ月かけて食べ切る量なんだけど、精米しちゃったからね💦
早く食べないと‼️

せっせとご飯炊きましょ😆