次の日、P君から
「おはよう!」
とメッセージがきていました。
返事をすると、
「お互いの仕事場って1駅しか離れてなかったよね?お昼休みに中間地点でお昼ご飯食べない?」
やっぱりグイグイくるな…と思いつつ、"お弁当作っちゃったから行けません、ごめんなさい"と返信しました。
「そっか…。じゃあさ、今週土曜日映画観に行こうよ。ランチ食べよ」
とメッセージをもらったので、土曜日はランチと映画に行くことになりました。
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土曜日
あれから毎日メッセージのやり取りはしていましたが、会うのは約一週間ぶりです。
映画に向かう途中、"マッチング出来て良かったね"という話になりました。
👨P君「俺はさ、トイレの前に居たショートの子と迷ったんだよね。んー、でもロングかな、って!」
👩「……あ、そうなんですね。」
👨P君「え!選ばれたのに反応薄くない???ちなみにmarimochiちゃんは俺以外にも書いた?」
👩「それは書きましたけど、P君を最初に書きましたよ。」
そう言うと、P君は喜んで「ほんとに良かった」と言いました。
ロングかな、って!
ロングかな、って!
てかロングってなんだよ…
心の中で繰り返しこだまします。
「ロングでヨカッタ⭐」と喜ぶところなのか、
「髪型で決めてんなよ」と怒るところなのか…
自分の中での正解が定まっていなく、モヤモヤしつつ、飲食店街へ。
P君は、なんでもいいから決めて欲しいとのこと。
「焼鳥が苦手じゃなければ、ここの居酒屋のランチはどうですか?焼鳥丼とか美味しそう」
👨P君「丼…。marimochiちゃんって男みたいだね!」
👩「え、そーですか。じゃ、別のところにしましょうか」
👨P君「あれ…なんか怒ってる?褒めたんだよ?ここにしよう!俺焼鳥好きだよ!」
なんかP君と私は喜ぶポイントがずれてる気がする…。
不穏な空気のまま、映画館へ向かいました。