
喫茶店に着いて色々話す中、会場では出来なかった過去の恋愛の話をしました。
私は思いきって、「実は過去に結婚していました」と言いました。
すると、「僕もだよ」と挨拶を返すかのようにサラッと返事され、「え?」となりました。
「僕も結婚していたことがあるよ。すごい!気が合うね。」
(ほんとに…?)
若干疑わしいのですが、そんなことを言えば、私だって本当ですか?ということになりかねません。
理由もお互い「不倫された側」でした。
そこまで話をすると、1時間半ほど経っていたので、「楽しかったです。また今度、日を改めてお茶しませんか?」
と言いました。
「そうだね。ねぇ、もし良かったら付き合わない?」
…え?
予想の斜め上の回答ばかりで焦ります。
「いや…まだお互いのことを知らないですし…今日のところは一旦帰りませんか?」
と返事しました。
「付き合ってから知ればいいんじゃない?」
と返されます。
👩「それで違ったと思ってすぐお別れするのも嫌ですし、今日会ったばかりなので付き合うとかは早いと思いました」
P君👨「じゃ、お試しでいいよ。お互い思ってた感じと違えば別れたら良い。それはわからないよね?」
👩「え…まぁ…そうですね。
一旦帰ってから考えてもいいですか?」
P君👨「言っちゃ悪いけど、marimochiちゃん、アラサーだよね。時間は大事にした方がいい。僕は後悔させないよ。」
すっごいグイグイくるー

人生で初めてこんなに押しが強い男性に出会いました。
頼んだ飲み物は無くなり、お水も無くなり…
ドリンクを追加すると、さらに帰れなくなるのでは…。
時計を見ると17時を過ぎていました。
素敵な人だなと思ったはずなのに、すごく帰りたい。
むしろ私が意固地になっているだけなのかな…。
確かに私はアラサーだ。
一旦考えますと言っている時間はない…のか?
確かに、P君の言うことも間違いではないと思います。
👩「何故、私なんですか?」
と聞くと、
P君👨「僕、初めからグイグイくる女性って苦手なんだ。年収とか貯金聞いてきたり。君はおとなしいし、控えめというか。」
(苦手とか言いつつ、自分はグイグイいくんだ…)
矛盾を感じつつ、話を続けますが、
もう18時を過ぎています。
👩「わかりました。よろしくお願いします。すみませんが私は人見知りなので、次もお昼にご飯とかでもいいですか?」
そう返事をすると、P君も納得した様子で「もちろんだよ!」と言い、解散になりました。
すっごい疲れた。だけど、彼氏が出来た。
複雑な気持ちで眠りにつきました。