お金は一切出さないけど、口は誰よりも出す夫。
私が怒りたいのに、それ以上に怒り出して調停員さんまでもを困らせる彼の中では、
『俺は陥れられた』
という被害者意識が強くなってるんだと思います。(実際にそう言ってたし、調停員さんにもそう言っていたらしい)
そんな彼が3回目で大人しくなるだろうか・・?
誰か彼を止めてくれ、と願っていましたが、
ここで弁護士さんから、最後の調停が始まる前に、打ち合わせに来て欲しいと言われました。
仕事が終わる時間でいいですよ、と言ってくださったので、仕事終わりに急いで向かいました。
弁護士さんは、かなり疲れている様子です。
『彼の納得いきそうな金額の少し上をわざと提示してみたら、解決出来るかも・・』
『ただ・・1度金額を言ってしまうと、それ以上の金額にするのは無理だと思って頂いた方がいいです。』
とのことでした。
悩みました。
100万円って、高い金額だと思うんですよ。
私の感覚では・・
でも、そこから引っ越し代、新居にかかる費用、弁護士さんへの報酬などを払ったら、とても手元にお金なんて残らない。
そうなったら、私の人生ってなんなんだろう。
私はこの結婚で何を得たんだろう?
失ったものしか思いつかないけど・・
これからずっと悔しいという思いを残したまま生きていくのかな?
せめてそのお金で、新婚旅行に行けなかった場所に1人で行かせてくれよ。
ていうか、『償いとして、それぐらい出させて頂きます』ぐらい言えよ!!なんでだよ!!
と、起こりそうもないことを想像しては、最後は1人で怒って終わる、ということを脳内で繰り返していました。
情緒不安定、としか言いようのない状態です。
弁護士さんの事務所では待ち時間が多く、とてもスマホをいじって待つ気分にもなれなかったので、そんなことばかり考えていました。
『どうしますか?』
と聞かれたので、
『やっぱり、妥協出来ないです。』
と伝えました。
『わかりました、では金額のことはこちらから提示せずに進めたいと思います』
と言って頂いて、その日は終わりました。
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ひっそりとやっていくつもりだったのですが、私が想像する以上の方に見ていただいておりまして・・。
また詳しく書きますが、裁判をしたことは自分自身で誰かに言わない限り、周りに知られることはありませんでした。
後は色々ありすぎたこともあり・・
誰かに聞いて欲しかったけど、人に上手く説明が出来る自信がなくて色々言えてなかった部分もあったので、ブログの存在に救われています。
本当にありがとうございます。
次で調停の話は終わります。