最初に夫から届いた内容証明には、
・不倫して本当にごめんなさい。
・慰謝料は払いますが、婚姻期間の短さや資力の無さから、総額100万でも相当な額だと思います。
・本人とか親族には連絡してこないでね。
大まかに言うと、こんな感じのことが書かれていました。
最初の交渉としては、
こちら側は、
・お金はあるよね?
(ずっと実家暮らしで働いてて、車も親に買ってもらって、月6万しか家に入れてなかったのに、なんでお金が無いんだよの略)
・婚姻期間は短くても、こちらに非はないし、100万というのは納得出来ません!
といった内容を、知的な文章にして、FAXにて返事してもらいました。
さらには夫の口座の残高まで添付しました。
ここでも、郵送じゃなくてFAXでのやり取りなんだ・・便利だな!と感心してました。
すると、約10日ぐらいで弁護士さん宛にFAXが届いたのこと。
・その口座のお金は、実は母親から預かっていたもので、兄弟3人で分けました。
・夫婦での性交渉にも不満があり、ご飯も作ってくれなかった。だから100万が妥当だよね?
と、いうような内容でした。
え・・・?
何がすごいって、
大真面目にこれを書いていることが、すごい・・・
むしろ、これを書かされた弁護士さんが可哀想だ・・とさえ思いました。
何故、離婚する直前で、
夫の貯金を兄弟で分かち合う必要があったのか?
そして、
『食事を作ってくれない』
なら、夫がお昼に口にしていたものは、一体なんなんだろう・・?
『ま、相手からの反論なんて、こんなもんですよ。気にすることはないです。』
と、まるで日常茶飯事かのように、弁護士さんはフォローしてくれました。
でも私には衝撃でした。
一時期、私は晩ご飯だけ抜いていた時があり、
夫も、
『なら俺もちょっとダイエットするかな!』
と『晩ご飯のみ』作っていなかった時期が少しあります。
それを『 非 』として提出してきたのか・・。
夫は、この後も、
それ、もうただの悪口じゃん。
というような内容をひたすら書いてきます。
妻側の印象をとことん悪くして、減額を勝ち取るぜ!
みたいな気持ちだったのかもしれませんが、
しおらしく、
『お金は※スロット専門店に通って全部使っちゃいました。俺はバカです、ごめんなさい。月5万絶対に払うからどうか許してください』
ぐらい言った方が、私も夫も、そこまで嫌な気持ちにならずに終われた気がします。
心の中はわかんないんですから。
調停が始まるまで、ずっとこんな感じでした。
地獄。