「来ては去っていった、名もなき作業員たち」
令和の時代に、
ふと足を止めさせられる建物がありました。
今は人が住むけはいはない資材置き場
建築関係の資材置き場として使われているようです。
町はずれにあり、近くに住宅はほとんどありません。
人通りもなく、時折、車が通り過ぎる音だけが響く静かな場所でした。
建物の中に人の気配はありません。
それでも、天井にぶら下がる裸電球だけが、
ここに流れてきた時間を覚えているように見えました。
この場所には、かつて何人もの人が出入りしていたの
でしょう。作業服に身を包み、道具を手に、
黙々と働く人たちの姿が思い浮かびます。
若い人が好んで選ぶ仕事ではなかったかもしれません。
それでも生活のために、人はここに来て、
働きそしてまた別の現場へと去っていった。ある人
にとっては、ここは一度きりの場所だったかもしれない。
また別の誰かにとっては、日々をつなぐための、
大切な居場所だったのかもしれません。
激動の昭和。
高度成長期前後に建てられたと思われるこの建物の
裸電球は、名も残らない作業員たちの背中を、
静かに照らし続けてきたのでしょう。
人は来ては去り、建物の役割も変わっていく。
それでも裸電球だけは、長い時間、この場所を見
つめ続けてきたように思えました。通りすがりに
に見つけただけの場所です。確かなことは何もかりません。
それでも、ただ静かな哀愁だけが、心に残りました。
※仕事の途中(配達中)立ち寄ったコンビニの裏手 スマホで撮影しました。
個人的なことですが、
年末から風邪をひきました。
変な風邪が流行っているようですので
皆さん気を付けてください。
今年もよろしくお願いします。
