破水から緊急入院となり
最初の夜はひとりぼっちだった。
筋腫の痛みで全く寝れず、痛み止めの点滴も効かなくて
この痛みに耐えても
お腹の子は生きられないのに
なんでこんな苦しい思いをしなきゃいけないんだろうって
旦那が荷物を届けに来た時
看護師さんに「妻が2日くらい寝れてないんです、出来ることがあればしてあげてください」って
言って帰ったらしい。
看護師さんは優しい旦那さんね、と言われて
本当に何よりも私の事を考えてくれる旦那を
パパにしてあげたかったなぁ…
母にも電話をした。
家族と直接話したのは今のところこの電話が最後だ。
「残念だったね」「母親なんだからくよくよしてないでしっかり産んであげなさい」
みたいな事を言われたと思う。
痛みに耐えてやっと迎えた朝
医師から処方されたロキソニンでやっと痛みが緩和
早く出してくれよ…と思いながら
あぁ、赤ちゃん優先で無くなったから飲める薬なんだもんね…とまた涙
午後からの面会で旦那が来てくれた。
旦那と一緒だと心が落ち着いた。
その日から3泊病院側の配慮で旦那が泊まり込みで付き添ってくれた。
精神的安静のためって申請書に書いてたけど
本当に何よりも効き目がある安静薬でした![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/590.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/590.png)
午後旦那の前でNSTをした。
そこで初めて赤ちゃんの心臓の音を聞かせて貰ったの
今まではエコーで心臓が動いてるって事を確認してただけで
心臓の音を聞いてなかったからすごく嬉しかった。
旦那にも聞いて貰えたし、最後まで頑張ってくれたね
次の日の診察では、もう赤ちゃんの心臓は止まっていた…
昨日まで頑張って生きてくれてたのに
本当にごめんね…
涙が止まらなかったよ
今後の流れを聞かされ、すぐに子宮口を広げる処置
めっちゃくちゃ痛かった!!!
海藻で作られた棒を10本!
泣きまくった![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
羊水がない状態で赤ちゃんをお腹に入れていたから
炎症が起きているらしく
全く無症状だけど熱が38℃
早く産んであげようね、と看護師さんに励まされる
入院期間の間全ての看護師さんに
とても親切にケアしてもらった
最後赤ちゃんにしてあげたいこととか
たくさん寄り添ってくれて本当に感謝🍀
赤ちゃんの名前もこの入院期間に決めたんだよね
男の子だったら始(はじめ)
女の子だった初寧(はつね)
旦那はしおんって名前にしたかったみたい。
紫苑って花の花言葉が素敵だからって🌸
とっても素敵だったんだけど、
親友の子どもがしおん君だったからやめた😅
迎えたくない時間ほど
来るのはあっという間だ
どんどん赤ちゃんとの別れが近づいている