ちょいと希少な酒でございます。

お世話になってる近藤酒店さんに仕事中、熱中症寸前でポカリスエットを買いに行った時に、奥さんと久礼の生酒の話になりました。

そこで、「入荷できた数が少なかった」と言う、残り1本の『花河童(はなかっぱ)』を冷蔵庫から出してくれました。

来月から出荷が始まる秋の酒の前に、今は夏の酒と言う事で、購入させていただきましたよ~♪

腕時計と酒を愛でる会-袋入り 全体(ブログ用)

袋から出したら、より鮮やかな青い瓶が涼しげですね。

腕時計と酒を愛でる会-全体(ブログ用)

正面からラベルを観ると、普通の久礼に観えますが……

腕時計と酒を愛でる会-ラベル正面(ブログ用)

サイドを観ると、花火と河童のイラストが!

腕時計と酒を愛でる会-ラベル花火(ブログ用)

腕時計と酒を愛でる会-ラベル河童(ブログ用)

正式名称(?)は、『花火を見ながら晩酌する河童』!

腕時計と酒を愛でる会-ラベル裏(ブログ用)

なんとも、シャレがきいた名称でございますねww

ちなみに、高知では河童の事を『エンコウ』と呼びます。

詳しくはググっていただければ、と。

久礼を造っている西岡酒造店は西の酒蔵マイ・ベスト3に入る実に良い蔵です。

裏ラベルをご覧の通り、精米歩合60%、日本酒度+12、度数17度と、かなりのガッツリ系の酒ですね。

香りはフルーティですが、コクがありながら、夏には最適のキリッとした酸味と辛さを兼ね備える、実に心地よい酒です。

度数が若干高いのですが、それを思わせない口あたりは、やはり純米ならでは。

生を熱燗にする人はなかなか居ないでしょうが、僕は遠慮なくさせていただきますww

香りは一気に米のそれとなり、ガツンと来る辛口に大変化するのは、やはり日本酒の面白さですよね。

腕時計と酒を愛でる会-グラスと(ブログ用)

色は実に美しい琥珀色。

瓶やラベル、酒を観て楽しい、味わって楽しい、稀有な酒です。

来年は早めに買いに行こうww

しかし、もう半月もしない内に、『秋あがり』『ひやおろし』の時季か~。

一年は早い。。。