Pen』は、ちょうど大学時代に創刊された雑誌。

それは18、19のガキにとって、非常に大人な内容だった。

記憶が確かならば、『ギリー』から『Pen』になった第一号を購入した覚えがある。

思えば、『カッコいい大人像』に憧れていた。

ちょうど、『LEON』のモデルの様なオヤジになりたかった。

実際は、見る影も無いけどな!

さて、雑誌であろうと、興味がある内容の時は、記事の一言一句まで……納得いくまで読み込む。

7/1号を購入したけれども、その事について触れなかったのは、主要な記事を読んでからにしようとしたから。

【送料無料】Pen (ペン) 2013年 7/1号 [雑誌]

【送料無料】Pen (ペン) 2013年 7/1号 [雑誌]
価格:680円(税込、送料込)



パテックの新作が表紙を飾る。

いきなり、強烈なジャブ。

表紙をめくると『Pen』の今までの腕時計特集と比べ、かなりのページを腕時計に割いている事に気付く。

そして『目利き80人が選んだ欲しい腕時計、愛する腕時計。』と表紙にあるように、著名人、時計ジャーナリストの方々が(誌面の都合でかなり端折られているが)想いを語っている。

驚いたのが『クロノス日本版』からお二人、『80人』に選ばれている事(どなたであるかは予想はつくだろうけど、秘密にしときますww)。

やはり、『本格的な、本物の時計ジャーナリズム誌』として、世に認められているからだろう。

中には『んん~?????』というチョイスもあったものの、それは人の価値観だから何も言いませぬ。

『愛用腕時計』の方では、『わかる、わかる。』と言った方が多い中、『特に素晴らしい』と思ったのが89ページの方、99ページの下段の方。

その腕時計を手に入れた逸話もあって、感動。

腕時計は、ただの時間を知るための機械、装飾品としての機械じゃない、『その人の想いが詰まっている機械である』と、改めて感じた次第。

男性誌なので、取材を受けている方も男性ばかりだけれども、全ての腕時計ファンに読んでいただきたい……そんな『時計誌』だった。