今回より、毎週ブログにコラムを書いていくことになりました。
この1週間ほどの「今日のRyuzu+フレーズ」より、
私が心を惹かれたフレーズについて、
自分なりに感じたことを書いていきます。
お気軽に、コメント欄にコメントを寄せていただけるとうれしいです。

今日は、9/28号配信のフレーズより。


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      当たり前のように受け入れられている
      世の中の常識や価値観にとらわれず、
      むしろ、一見無駄だと思うことに対して丁寧に向き合うことが、
      自己のイノヴェイションにつながるのではないでしょうか。


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私は以前より、「一見ふざけたように見えることを大真面目にやっている」
ということに対して、すごく興味を示したり、応援していくことが
多いと感じています。

例えば、数年前に一大ブームになった、松平健さんの「マツケンサンバ」。
テレビで流行になる数カ月前に、たまたまネットの検索で、
「松平健さんが劇場公演のフィナーレで独自のサンバを踊っていておもしろい」
という書き込みを見かけ、ひと目で気に入って密かに応援していたところ、
あれよあれよと口コミが広がって社会現象に。
松平健さんという、大御所俳優が真面目にサンバを踊る姿に
おかしさと、人々を楽しませようとするエンターテイナーを感じました。

ここ最近では、サカナクションの「新宝島」という曲の
ミュージックビデオがおもしろく、何回も繰り返し見ています。
懐かしの「ドリフ大爆笑」のオープニングを思わせるセットで、
スクールメイツのような女性たちが揃いの衣装でポンポンを持って踊り、
サカナクションのメンバーは横一列で無表情でステップを踏むという、
コントラスト。

楽曲はカッコイイので、もっと最新技術を使った映像にしても
良かったと思うのですが、あえて懐かしい番組のオマージュ的な
映像にしたところに、ギャップを感じ、強くひきつけられました。

自分で何かに取り組む時も、常識にとらわれずに、
自分だからこそできるというような、独自のアイデアを出すことが
できたら。
普段からの積み重ねでしかないですが、たまたま出てきたものが
思わぬ変化球になって、そこから大きなものが生まれたら、
どんなにいいだろうな、と思っています。
<fusako>


      ご紹介したフレーズの出典:
      『イノヴェイションのありかは、「もうひとりの自分」が教えてくれる』
      鈴木康広/WIRED(Website)掲載記事より
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