2013年2月9日長年お世話になっていたライブハウス下北沢Club251でTHE DILEMMA OF HEDGEHOGのラストライブを無事終了しました。
全国各地から駆けつけてくれた沢山の人に見送られて、本当に、本当に幸せな時間を送ることができました。
【今まで本当にどうも有難うございました!!】
という言葉だけでは陳腐な表現だけど、文章じゃ俺にはそれくらいしか表現ができません。笑
メンバーにも深刻には話をしていなかったけれど、ジレンマの活動の途中から結構キツイ腱鞘炎を患っていて、実は長時間の演奏は本当に心配でした。。。
ライブで時間が経過するにつれて手に感覚が無くなっていって、ギターリストとしての演奏のクオリティがどんどん下がっていって、それでも演奏し続けたいな!なんて思えたのは、笑顔で、泣いて、最期までジレンマを見届けようって熱い気持ちでいてくれた沢山の人たちのお蔭でした。プレイヤーとしてではなく、人としてステージにいるような不思議な感覚。本当に感謝です!
今までジレンマのライブにいつもリハーサルから駆けつけてくれて、ギターのセッティングやトラブルをサポートしてくれたセイヤ。。。本当に有難う。
プレイヤーとしてのプレッシャーに押しつぶされそうになっていた俺にとっては、凄く大きな存在でした。そんな彼は、ライブの始めから涙を流してくれていて、そんな彼を目にしたら。。。
【あぁ。解散ライブの今日はプレイヤーとしてのエゴなんてどうでも良いんだな。腱鞘炎が怖い。手の感覚が無くなったって関係無いんだな。って俺に教えてくれました。もっと大切な何かってのは、本当にあるんだな。ってね。】
そしたら、ホールにいる皆の表情が一気に体の中に入ってきて、後は幸せな時間でした。
ライブが終わって、今まで音楽を共にやってきた仲間とお酒を飲んで、家に帰ったら体は既にボロボロで、死んだように眠りました。
そして、眠りから覚めてジレンマの解散ライブが終わったっていう、沢山の人たちの情報を目にして、【あぁ終わったんだなぁ。】ようやく実感がわいてきたかな。
そんな中で今こうして文章を綴っています。
ベースのあっちゃんが、先にブログで綴っていたけれども、
【ジレンマを愛してくれている皆に、僕らはずっと支えられて、力を貰って活動を続けることができました。】
今はもう、ジレンマが無い生活が少しずつ始まっているけれど、
かけがえの無いジレンマとしての活動の記憶は、僕らのこれからの、明るい未来の、強力な武器になりそうです。
そして、皆にとっても、ジレンマがそうであったら嬉しいです。
THE DILEMMA OF HEDGEHOG を愛してくれた皆さん、本当にどうも有難う。
そして、お疲れ様!!
We can fly!!
THE DILEMMA OF HEDGEHOG Gt Ryuzo