
麦の穂をゆらす風
1920年

映画の冒頭。
のどかに少年たちがホッケーをしている場面。いつか、懐かしく思い出すときがくるのだろうか。
そして、ラストシーン。なぜ、あなたは、銃弾をうけなければならなかったのか。
映画は真実を描けば良いのだろう。ここで起こっていることは、真実の一部なのだろう。戦争映画を見て、つくづく、人間の愚かさを思うが、決して、馬鹿にすることは出来ない。あまりに、日常的であり、非日常的であるから。
イギリスのケン・ローチ監督による、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。
アイルランドと英国との戦い。そして、和平条約締結。アイルランド内部の抗争。
自国民同士の戦いの悲劇があり、愛し合う兄弟の分裂。愛し合うものたちの別れ。
悲劇を淡々と描く。

以下、ネタバレがあります。気になる方は、とばして下さい。
あらすじ
1920年アイルランド、英国からの独立を求める若者たちが義勇軍を結成する。医師を目指すデミアン(キリアン・マーフィ)も、過酷な戦いに身を投じる。
ゲリラ戦により、英国軍と講和条約にこぎつけるが、条約の内容をめぐる支持派と反対派の対立から内戦へと発展する。
監督 ケン・ローチ
製作総指揮 アンドリュー・ロウ 、ナイジェル・トーマス 、ウルリッヒ・フェルスベルク 、ポール・トライビッツ
音楽 ジョージ・フェントン
脚本 ポール・ラヴァーティ
キャスト
キリアン・マーフィ(デミアン)
ポードリック・ディレーニー(テディ)
リーアム・カニンガム(ダン)
オーラ・フィッツジェラルド(シネード)
メアリー・オリオーダン(ペギー)