川上未映子
 
 乳と卵
 文芸春秋08年3月号

 大阪出身の歌手で作家。なかなかクールな感じの美人。

 08年芥川賞受賞作品が「乳と卵」。大阪弁で綴る主人公。その姉巻子は39歳で、娘緑子と豊胸手術のために上京。2泊3日の三人の出来事。
 緑子は、ノートで文字を書いて、母親やその妹と話す。主人公の語り口が大阪弁で、読点を多用し、とめどもなく話しかける。豊胸手術の無意味さを緑子が訴えるのか?卵を自分自身にぶつけるくだりはいかにもという感じ。

 この文体は慣れないときついなあ。