こんにちは。
前回と同様に今回も見分け方シリーズです。
今回のテーマは形容詞と副詞の見分け方です。
この二つは語学では必ず出てくる品詞です。
国語にしろ、英語にしろこの二つの違いを見分けれるようになることは、とても大事なことなのです。
例えば、
英語で不定詞(to V)という文法があります。
これは、動詞の形を変えることで、動詞を名詞・形容詞・副詞の用法で使うことができます。
ただ、
多くの受験生が名詞はわかっていても、形容詞と副詞の違いがわからないので、
不定詞を完璧に理解することができません。
英語の文法とはルールです。
ルールを無視していては、受験という勝負に参加することすらできませんからね。
ルールをマスターして受験という勝負に勝ちましょう。
では早速ですが、形容詞と副詞の違いというルールを説明していきます。
この二つは、どちらも修飾語といい、「ある語を詳しく説明する」品詞です。
つまり、「なにを説明しているか」の違いです。
形容詞・・・名詞を修飾する
副詞・・・名詞以外を説明する。
と覚えてください。
ここで大事なのは、「名詞以外」という言葉です。
多くの受験生に副詞のことを聞くと、
「動詞を説明する」 「形容詞を説明する」
と答えます。
間違ってはいません。
副詞は動詞も形容詞も修飾します。
ただ正解でもありません。
いくつか問題を出すので、一緒に解いていきましょう。
かわいい女の子
「かわいい」の品詞は?
「女の子」という名詞を修飾しているので形容詞ですよね。
では、
とてもかわいい女の子
「とても」の品詞はどうですか?
とても女の子 or とてもかわいい
後者が正しいので、形容詞を修飾している「とても」は副詞となります。
続いて、
速く走る
「速く」の品詞は?
「走る」という動詞を修飾しているので副詞ですよね。
では、
とても速く走る
「とても」はどうですか?
「速く」という副詞を修飾していますよね。
名詞以外を修飾しているので、「とても」の品詞は副詞となります。
そうです。
副詞は名詞以外なら何でも修飾できるのです。
その代わり、唯一修飾できない名詞を形容詞は修飾できます。
この違いは前回の記事(英語の動詞の見分け方)でも述べましたが、
文法書では知ってて当然とされているので書いてありません。
形容詞と副詞の違いをわからずに勉強してしまうと間違えて文法を理解してしまいます。
多くの受験生が今その状況に陥っています。
あなたも同じでいいわけありません。
他の受験生と同じでは合格の二文字を見ることはできませんよ。
まずは、日本語でいいので形容詞か副詞かを見分ける練習をしてください。
そしてある程度慣れてきたら、英語で見分けてみましょう。
他の受験生とはつけれるだけ差をつけておきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。