こんにちは。
今回の内容は受験必須科目、英語についてです。
前回、前々回の現代文のお話は、
文系の僕がぜひ聞いてほしかったので記事にしましたが、
私立大学を志望している理系の人だと必要のない科目ですので、ニーズが片寄ってしまいました。
しかし、
今回の英語に関しては文理問わず、受験必須科目なので、
より多くの人のニーズに答えられる内容になっていると思います。
まず、注意事項という言葉に関してですが、
受験において最も避けなければならないことがあります。
それは、
リスクです。
ギャンブル精神の持ち主には、つまらないかもしれませんが、
受験とは、
よりリスクの少ない勉強の進め方を知る必要があります。
何より、
ギャンブルと違う点は結果が一つだということです。
例えば、
競馬だと、
10倍の馬に100円を賭ければ1000円
1000円を賭ければ10000円になりますから、
より多くのリスクをかける価値があるのでしょう。
対して、
受験とは合格か不合格のどちらかしかありません。
どれだけ、リスクをかけて勝ったとしても、
得られるのは合格の二文字だけです。
勝てば問題のない話ですが、負けた時の代償は計り知れません。
だって、0なんですから。
いや、むしろ、時間とお金を費やしている分、マイナスですよね。
受験に関しては、リスクの量とリターンが比例しません。
なので、
受験でリスクを仕掛けるような人は、とても賢いとは言えません。
あなたは賢くなるために勉強してますよね?
なら、賢い戦い方も学んでいきましょう。
さて、
受験勉強をする上で注意事項を見極めることの重要性を理解していただいたところで、
今回のテーマの注意事項の内容ですが、
英語で注意すべき点は、
配点を知ることです。
ここでは、
大学別の他科目との配点
と
英語の単元別の配点
の2点についてお話しします。
大学別の他科目との配点とは、
あなたの受ける大学で他科目との英語の配点を見比べることです。
気づきましたか?
そうです。
各教科の配点は大学によって違うんです。
例えば、
近畿大学では、
英語 100点
国語 100点
選択科目 100点
ですが、
関西大学の場合、
英語 200点
国語 150点
選択科目 100点
と、近畿大学に比べて英語の配点が高いのです。
つまり、
もしあなたが関西大学を受けるのであれば、
他の科目に比べて英語の勉強に力を注がなければならないということです。
すなわち、
あなたの志望校の各科目の配点=あなたの勉強時間の使い方
になるのです。
そしてもう一つの、
英語の単元別の配点ですが、
これはあなたがどの大学を受けようとも必ず知っておいてほしいことです。
それは、
単語 7割
文法 2割
読解 1割
という数字です。
これは、「英語のテストは7割が単語の問題」というわけではなので、
勘違いしないでくださいね。
各単元を完璧にすれば取れる点数
のことです。
単語を完璧に覚えれば、7割が取れるということです。
完璧の基準は、
産近甲龍・日東駒専 1400語
関関同立・MARCH 1900~2000語
になります。
なぜ、この話をするのかというと、
多くの受験生があまりにも単語の重要度を理解していないからです。
今までなぜ、あなたは単語を勉強していましたか?
「みんながやってるから一応・・・」
そんな考えはもう捨ててください。
さらに、
多くの受験生が長文にかなりの時間を割きます。
もちろん、ゆくゆくはそうすべきですが、
単語と文法を完璧にしてからでも遅くありません。
むしろ、その方が早く長文の点数も伸びます。
どうです?
小・中学生のころから勉強してきた英語ですが、
まだまだ知らないことがあったでしょ。
この記事を読んでくれたのなら、
今すぐ自分の志望校の配点を調べ、
単語帳を開きましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。