ただでさえセクハラのニュースが多く気が滅入るなか、『AV出演を強要された彼女たち』(ちくま新書、著者は宮本節子さん)という本を読んでまして、食欲減退など体調不良をおぼえてます。
読み終えたらそのレビューも投稿したいのですが、本で紹介されている数々の事例からは女性たちの恐怖や絶望が生々しく伝わり、「もし俺が女性で、こんな目に遭ったら……」と思わずにいられません。
それでも、「身近な人たちがこの手のトラブルに直面した場合にそなえ、知っておくべきだ」と心に鞭打ち読み進めてます。
セクハラのニュースやAV出演強要の本で溜まったストレスを解消するために、深町秋生さんの連作短編小説『バッドカンパニー』の一編、『チープスリル』を読み返してます。
ネタバレにならないよう詳細には触れませんが、性犯罪がストーリーに組み込まれてます。
それでもストレス解消になるのは、この短編に登場する若い女性“千石真由”の活躍のおかげ。
礼儀正しく向学心が旺盛で、友情に篤い。架空の人物と分かっていながら応援したくなります。
作品全体を通しての主人公のひとり、“有道”が、真由による行動をサポートしつつ、彼女が自らの手で目的を達成できるよう最小限度の行動しかとらず、それでいながら悪党どもにしっかり制裁をくわえる点も粋で、最高に胸熱です。
『チープスリル』以外の短編も完成度が高く、ストレス解消したい人には超オススメ。
なお5月18日には、シリーズ二作目『オーバーキル バッドカンパニー2』が発売されるとのこと。
一作目同様、性犯罪集団(レイプサークル)を主人公たちが殲滅する話も収録されているとのことで、今から楽しみです。
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バッドカンパニー (集英社文庫)
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オーバーキル バッドカンパニー2 (集英社文庫(日本))
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