一足遅く。
川下りの感想でも。
先ず最初に、ネオファン榎本さん&”INUKAIJAPAN”ことSATOちゃん、ご指導&救助ありがとうございました!!
で、まあもう皆さんがいろいろなところで書いておられるのでこれと言って書くことが無いのですが、自分的な川下りの感想でも書いてみようと思います。
正直、今回は尋常じゃないくらい寒いんじゃないか?と思っていたのですが、全くそんなことありませんでした。
でも、気温が高かったとかそういうことではなく、楽しすぎて寒いの感じなかったと言った方が正しいでしょうか?
なんしろ、寒さなんてど~でもいいくらい気持ちのいいイベントでした。
で、今回自分は何を隠そう挑戦的な艇でこのイベントにのぞみました。
こんな感じ↓
この艇、今回の先生でもあるSATOちゃんから継承させていただいた、”ピラニア マイクロバット230”と言う艇でしてジャンル的にはクリークボートと言う種類のカヤックらしいです。
形的には、レク艇を小さくしたみたいな形でして、SATOちゃんクラスになるとこの艇で滝落ちとか出来ちゃうらしいです。
まあ、そんなことは自分には確実無理ですが・・・。
で、初めてこう言った”プレイボート”と言う物で川下りをした訳ですが、なんしろ真っ直ぐ下るので精一杯でした。
ちょっと気を抜けば”グラッ”・・・。
いつでも沈出来ます。
で、こう言った艇で沈した場合、己とカヤックはスプレースカートという物によって合体している訳です。
そんな訳で水が入ってこない代わりに抜け出せない訳です。
仮に最終手段の沈脱をした場合確実に先生方に迷惑を掛けるのは確実。
そんな事もあって、5月の西湖&BP四尾連湖キャンプの際に”ロール”と言うものを特訓していました。
ロールとは、ひっくり返った艇を自力で立て直すと言うカヤックの基本技なんですが、これがまたかなりむずいんです。
理屈は解るのですが、何しろ己は水の中なんで若干パニックになります。
正直、初挑戦の西湖(コーチは松井さん)の時は拷問にかけられて殺される人の気持ちが解る気がしました。
が、人間何度も経験するとどうにかなってしまうものです。
四尾連湖の時に初めて成功。
どうにか静水の場所では出来るようになりました。
まあ最初からロールする目的でひっくりかえる訳ですからこの場合はかなり落ち着いたもんです。
が、もし今回のような場所で不意にひっくり返った場合、心の準備も出来ず川の流れもあるので、まあ確実にパニクッて終了だろうと思ってました。
まあそんな事もあって沈だけは、絶対しないように気を付けてはいたんですが、案の定事件はおきました。
2本の川の合流地点の複雑な流れにどうすることも出来ずいきなり沈です。
でも、何故か意外と本人は落ち着いていられました。
バイクでコケたのに比べれば別に水だから痛くもないしダメなら沈脱すればいいし死ぬことなんてありえない訳ですし、まあ一か八かロールチャレンジしてみるか~みたいな気持ちでした。
一回目・・・若干あせりながらのチャレンジ。パドルの角度が見当違いで失敗。
二回目・・・軽く息が苦しくなり戦意喪失・・・かろうじて息は吸えたものの水中にリターン。
三回目・・・とりあえず息も吸えたし水中から榎本先生を確認出来たので落ち着いて過去二回の拷問特訓を思い出します。基本姿勢にセット、腰を返して、頭は最後。これで上がれなかったら沈脱しようと思いながらチャレンジ。で見事ロール成功してしまいました。
あの瞬間は本気で嬉しかったっす。
まあ、一回出来たからといってじゃあ次にもう一度出来るかと言ったら正直解りませんけど、自分的な自信になったのは間違いないです。
そして、練習の大切さも思い知らされました。
あの拷問トレーニングがあったからこそ成功できたのは間違いないわけですからね。
なんしろ、いい経験が出来ました。
釣りで使うゆったりとしたカヤックもほんとに楽しいものですが、ただ単にカヤックで川下りをすると言うのもほんとに楽しいです。
そして、いつかは松井さん、ロッキーさん、nunoさん、自分ですいすいと川下りが出来るようになったらいいな~と思う今日この頃です。
それには先ずは特訓するしかないでしょう!
反田のオイルフェンス内でロール特訓でもしようかな?
なんしろ、このようなイベントを企画してくれた松井さん、そして榎本さん&SATOちゃん。
本当にありがとうございました!
ホント楽しかったです。
そんな訳で皆様お疲れ様でした。

