NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge(3) | 空の上の雲

NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge(3)

やればやるほど上手くなっていく自分に酔える「NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge」。
最初は理不尽だとしか思えなかった敵の攻撃や行動も、冷静に見極めると攻撃が通るスキが見えてくるのだ。こーなってくると俄然楽しくなる素質を本作は持っていると思う。

一度やり始めると、中々途中でやめられない止まらないずノーマルクリアまでプレイしてしまった。

てことでネタバレありの折りたたみ。


NG3RE_01

ラスボスの「女神」。ハヤブサから奪った龍剣(真?)を携えている。実はカンナちゃん。

NG3RE_02

呪いによって蝕まれ満身創痍のハヤブサさん。てか若っ!

NG3RE_03

初週ではラスボス専用忍術の「真・火炎龍」。
ラスボス戦では、この真・火炎龍を放つために必要な気力ゲージをマックスにするのが目的なのだが、これが相当キツイ。
始終降り注ぐビームと女神のハエ叩き攻撃、さらに無限沸きの魔神達全てを相手にしなけらばならず苦戦必死である。
死ぬこと20数回。正直コントローラーぶん投げかけたが、自分なりの攻略法を見つけてなんとか突破できた。

コツとしては、開幕と同時にボスロックしてる糞カメラを(RB)ボタンで外しボスは無視する。女神のハエ叩き攻撃は、女神から見て右側の一番奥(画面手前)の端っこだと当たらないので、基本的にここで戦うことにする。
とにかく狙うのは気力ゲージ回復量が多い「滅却」のみ。なので欠損を誘発しやすい武器が最適。自分の場合は無想新月棍の弱弱強を連発して、欠損したら即滅却の繰り返しでクリアできた。鎖鎌の投げは100%欠損で無敵付きなので、鎖鎌のレベルが高い人はそれが一番安定するかも。これが最終戦なので、取っておいた体力UPスキルも惜しみなく使ってしまおう。

NG3RE_04

そのあとの2戦目は初戦に比べると遥かに楽(チェックポイントあるし)なので、敵の龍剣ぶん回しだけ気をつければ簡単だろう。
いよいよ最後のQTEが発動しトドメの演出へ。超苦戦した後なので(もうやりたくないので)QTEにも自然と力が入る。

NG3RE_05

この辺の演出は非常に良かった。龍剣は邪悪なものしか切れないのだ。
超ご都合主義設定だけどキライじゃないよ!

NG3RE_06

ハヤブサ「命!」

てことで難易度ノーマルを無事クリア!
ノーマルをクリアすると新たに最高難易度「MASTER NINJA」モードが追加される。

プレイ時間は全8チャプターあり、1チャプターが35分程度なので計5~6時間程度か。
短いと思うかもしれないが、実際はリトライ数がハンパ無いのでプレイ時間は+2時間くらいあると思う。

戦闘に関しては前回の記事でほとんど書いてしまったのでまたは書かないけれど、とにかくこの難しさに諦めず頑張ってプレイして欲しい。
努力に見合った分の、いやそれ以上の爽快感と奥深さが体験できること間違いなしだからだ。個人的なアドバイス(?)としてはひとつの武器にこだわらず、6種類ある武器をそれぞれ好きなように使ってみることをオススメする。その武器ではどう頑張っても倒せない!と思っていても、他の武器ならあっさりってことも少なくないからだ。沢山の武器を使うことで新鮮さも失われにくいと思う。

NG3RE_17

話は変わって「NINJA TRIALS」。前回の記事アップ後COOPプレイを遊ぶ機会あったのでちょっと感想をば。
ニンジャガを2人同時プレイするのが、こんなに面白いとは思わなかったというのが正直な感想。
ワラワラと沸いてる敵を、2人でバッサバッサと切り伏せていくのは非常に楽しい。

元々敵の数が多め(2人だとさらに多くなってる?)ので、敵の取り合いという事態にはほとんどならず、お互い4~5人の敵を引きつけて各個撃破していく。ある程度自分の働きが相方に影響してくるので、いい緊張感が生まれている。また、敵に手裏剣を投げて敵の攻撃をキャンセルさせたりといった、助け合いプレイもできたりと共闘感が高いのも良い。もし一人が力尽きても、片方が復活させてあげることもできる。
かなりのハイスピードアクションなのだが、同国内同士であればラグもほとんど無く快適にプレイできるのもうれしい。
他人の断骨風景を見るのもまた一興だったり。

また、レベルを上げることで装束や仮面などといったキャラクターカスタマイズアイテムが解禁されるため、レベルを上げる楽しみもある。
武器毎に個別のレベルが存在し、使った武器のみ経験値が溜まっていく仕様なので、お気に入りの武器を決めて育てるのもいい。
尚、武器レベルはストーリーモードとは異なり、最大5レベルまである模様。
衣装や武器、武器レベルなどは全て解禁後にカルマを消費してアンロックする必要があるのだが、この必要カルマ数がかなり多めなのが唯一残念なところ。今の3/2ぐらいで良かったかも。

ミッション数も下忍・上忍・超忍と各25個ずつ、計75個もあってかなりのボリューム。
さらに、この「NINJA TRIALS」でしか戦えない旧作のボスも登場したりとやり込みも申し分ないと思う。
また、ストーリーモードをクリア(難易度不問)すれば、「NINJA TRIALS」でもハヤブサ・あやね・紅葉・かすみを使用できる。

とにかく他プレイヤーとの共闘が非常に面白く熱い
「NINJA TRIALS」。
ストーリーモードで鍛えた腕を他プレイヤーに披露する、絶好の遊び場としてもかなりオススメのモードだ。